ブルターニュ継承戦争についてチャットノベルで話題にしました。
ブルターニュ継承戦争のきっかけは相続争いでした。ブルターニュ公
ジャン3世は子供がいなくて、異母弟のジャン・ド・モンフォールを嫌い
母が同じ弟のギーを後継者にしていたのですが、彼はジャン3世より
も先に亡くなり、ブルターニュ公位を巡ってギーの娘ジャンヌとジャン・
ド・モンフォールが争うわけです。
ジャンヌの夫シャルル・ド・ブロワ(フランス王族)とジャン・ド・モンフォ
ールの戦いはそれぞれフランスとイングランドを味方につけての代理
戦争となります。シャルル・ド・ブロワは戦略で必要な都市を包囲して
陥落させ、住民の虐殺をしています。前にイングランドが住民や捕虜
の虐殺をしたということを知って酷いと思いましたが、フランス側も同じ
ことをしています。一族の相続争いから始まった戦争なのに、目的の
ためには手段を選ばない、戦略上必要になれば人の命を奪うことも
ためらわなくなってしまうのかと怖ろしくなりました。
結局シャルル・ド・ブロワは戦死し、ジャン・ド・モンフォールの子が
ジャン4世としてブルターニュ公になります。ジャン4世はアルテュー
ル・ド・リッシュモンの父です。
ブルターニュの海岸は荒々しく、厳しい土地のようです。でも大元帥
ゲクランもリッシュモンもブルターニュ出身、厳しい土地に生まれ育っ
た人の方が強くなるのかもしれません。
百年戦争の頃の残酷さは紀元前のポエニ戦争の頃の残酷さとあま
り変わらない、人間は社会システムを守るためや相続争いで多くの
人間を簡単に殺してしまうようです。そしてそれは現代でも変わらな
い、これだけ社会のシステムや価値観が変わり、大量に本が出版
され、情報が簡単に手に入るようになっても、人間の残酷さを止める
ことはできないようです。

