キリスト
目を持って目に報い
歯を持って歯に報ゆるは卑し
誰か汝の右の頬を打たば、
これにまわらすに、
左の頬を持ってせよ
汝の敵を愛せよ

老子
怨みをもつ者に対して報復せずに、
かえって恩徳を施す


世の中には、無駄に自分に対して
罪悪感を抱かせようとする人がいる。

頼んでもいないのに
『あなたは、こうするべき』

等とアドバイスしてくる人がいる。

そのような人は、
『あなたより私の方がよく
 知っているんだから』
と言う態度で迫ってくる。

『あなたより、私の方が頭が
 良いんだから』

『あなたより私の方が経験があるん
 だから、私の言う事を聞きなさい』

と言う事をほのめかしてくる。

そのような人は、
失敗や間違いに対して

『ほら…やっぱり駄目だったでしょ』
『ほら…そのやり方じゃ駄目でしょ』

と、自分の言う事に従わなかった
人に罪悪感を抱かせようとする。

そして、
『私の言う事を聞かないと、
 この先もどんどん悪いことが 

 おきて、あなたの生き方は
 幸せになれない』

と不安に落とし入れようとしてくる。

そのような人は、人の心を
揺さぶる事で相手をコントロール
しようとしている。

あなたが自分の人生は自分で作って
いこう。

自分の好きな生き方をしていこうと、
試行錯誤していると、そんな私を
邪魔してくる人が必ず現れる。

そして、
『私の言う事を聞かないと、
 この先もどんどん悪いことがおきる
 あなたの生き方は幸せになれない』

と不安に落とし入れようとしてくる。

そのような人は、人の心を揺さぶる事で
相手をコントロールしようとしている。

自分の好きな生き方をしていこうと、
試行錯誤していると、そんな私を
邪魔してくる人が必ず現れる。

本当に私の幸せを願っている人は、
失敗したり、間違ったりする私を
責める事はない。

何故なら、そのような人は、自分が
やりたい事にどんどん挑戦していき、

これも失敗だった、これも間違いだった
と試行錯誤していかなければ、

どうすれば自分を幸せにする事が
出来るかと言う事を学んでいくことが
出来ないと言う事を知っているから。

しかし、相手を傷つけようとする人
自身は本当に幸せなのか?

相手は自分の生き方に自信がないから
私を巻き込む事で、安心したいだけ。

相手はつまらない毎日を送っているから、
充実した毎日を送っている私に
嫉妬しているだけ。

相手は自分の人生を自分で変える勇気が
ないから、自分の力で人生を変えようと
している私の事を目障りなだけ。

私達は、正しい生き方ではなく、
自分が好きな生き方をする事で
幸せを感じる事が出来る。

本当に幸せな人生を送っている人は
その事を知っている。

■人間は、それぞれ違う。

他人を傷つける人は、
本当は苦しんでいる…

でも、それが分からないから
自分自身の孤独感の補てん材料
として他人を巻き込んでしまう。

自分の劣等感の補てんで無意識に
他人を傷つけ、悪口を
言わざるおえない状況になっている。

中国のことわざでは、強い言葉で
そのようになる人達の事を、

黔驢之技(けんろのぎ)と言う

自身の力量を自覚せずに、
人に見せて力量の拙さから恥をかくこと。
または、見た目がよいだけで
中身のない技量のこと。


自覚する事が出来ないぐらい
苦しんでいるのです。

故に比べれば比べる程に
人と比べれば、完璧か完璧じゃない

つまり、優越感や劣等感
などと言う幻想を強く抱く事になって
しまう…

そのような人は、本当は苦しんでいる。
傷つけられて、傷つけてしまう…

苦しくて、寂しくて、悲しくて
悔しくてたまらないのです。

ハンムラビ法典でもあるように

目には目を持って逆らえば、
自分自身の目を痛めてしまう…

歯には歯を持って逆らえば、
自分自身の歯を痛めてしまう…

これを、絶対主義者はよく勘違い
してしまい、
【やられたらやり返せ】と
考えてしまう。

これは、歴史が何度も繰り
返しており、反発精神によって

暴力を持って暴に変えその非を
知らない人間はいつまでも修羅道を
地獄道の生活をしていた人が
たくさんいる。

しかし、このような人達は、
いつも、絶え間ない人間関係で
苦しんでいた事を忘れちゃいけない。



宮沢賢治『雨ニモマケズ』

雨にもまけず
風にもまけず
雪にも夏の暑さにもまけぬ
丈夫なからだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつもしずかにわらっている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜をたべ
あらゆることを
じぶんをかんじょうに入れずに
よくみききしわかり
そしてわすれず
野原の松の林の蔭の
小さな萓ぶきの小屋にいて
東に病気のこどもあれば
行って看病してやり
西につかれた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北にけんかやそしょうがあれば
つまらないからやめろといい
ひでりのときはなみだをながし
さむさのなつはオロオロあるき
みんなにデクノボーとよばれ
ほめられもせず
くにもされず
そういうものに
わたしはなりたい


まずは、頑なプライドを捨て去り、
積極的な諦める精神

それが
『没法子(メイファーズ)』

日本語の意味では、語弊があり、
「しょうがない」と訳されることも
あるが、実際は違う。

『仕方がない。よしっやり直しを
 しよう』
と言う積極的な決意の表し。

かの有名な赤塚不二夫の
バカボンの有名なセリフ

『これでいいのだ』

と言うのもここから来ている。

新しい第一歩は、
他人と比べずとも、
今この瞬間からでも…
いつからでも、リスタート出来る。

今正に苦しんでいる人が一歩でも
前に進めることを心より願っております。