前回の記事はこちら

当時の私は学業と仕事の両立で
一分も時間が無駄にできない
状態にありました。



だから大学の講義の空いたコマに
ひとり図書館へいってガリガリと
手紙の返事をよく書いていました。





編集さんや友達からは
「そこまで無理をしなくても」と
心配されましたが



「死にたいです。
つらいです。
どうしたらいいですか」と
手紙に書いてくる子どもたちを
友情漫画描いてる作家が
放っておくのはダメだろうと
思ったのです。



本当に死にたい人は
わざわざ手紙で死にたいなんて
書く余裕もないかもしれないし、
年齢的に厨二病もあるかもしれない。

 


だけどだいたいの子が
相談できる友達もおらず、
先生は信用できない、
親には心配かけるから言えない、
家庭環境が悪くて親に頼れない




いろんな理由で
行き着いた先が私だった
という子もいたのでしょう。

 


お返事の内容ももちろん
一生懸命に書きましたが
返すこと」が重要なのだと
だんだん悟るようになりました。



自分のために時間を割いてくれて
自分のために手紙を書いてくれた



そういう人がこの現実世界に
1人でもいたんだという事実が
思春期の彼女たちに大きく
影響すると考えました。



「まさかお返事がくるなんて
思ってもみませんでした。
何度も何度も手紙を読み返して
お守りにしています。」と、
すぐさま返事をくれる子が
多かったです。



その時は青色緑色など
寒色系で文が書かれているという
共通点がありました。
罫線もはみ出さず、文字の大きさも正常。






そんな手紙を読むと
嬉しくてホッとしました。




友達ごっこは決して
マーガレットの看板になるような
大きく売れた作品ではありません。
だいぶ絵が下手だし
いかにも少女漫画。



でも思春期の少女たちだけでなく
我が子がいじめにあっているお母さんや
教師をしている方、
普通のサラリーマンの男性からも
「この作品と出会えてよかった」と
手紙をいただくことが
度々ありました。



そうして初めて
漫画家という道を歩んでも
人の心を励ましたり
救えたりするんだと
知ることができました。



ああ、あと
自分がやっていることが
いじめだと気づいてやめたとか
友達に謝ったという子もいてくれて
それもとても嬉しかったです。





人の心に寄り添う漫画家を
目指すことが私の使命
なのかもしれない

自分の信念が貫けるなら
手段はなんだっていい



なんだかそう思ったら
介護士という夢から
きっぱりと大学卒業後も
漫画家として生きていきたいと
思うようになりました。




月日が経ってInstagramで
娘の胎内記憶の漫画を
載せるようになってからは
人の生き死にに関わる様々な内容の
メッセージが今も毎日絶えません。
手紙より手軽な分、量は膨大です。




活字ではありますが
一つ一つに乗っかっている
想いはとても感じ取れます。
写真も添えられていることがあり
その人が置かれている現状が
また違った形でダイレクトに
伝わってきます。




毎日そんなにDMを読んで大丈夫かと
心配してくれる人も周りにいますが
私は友達ごっこを描いてた頃の
あの経験があるからこそ




私はそういう星の下に
生まれたんだな〜
思って読んでいます。








身内には言いにくい、
でも誰かに分かってほしい、
そういう時に送りやすい
ポジションなのでしょう。



光栄なことですね。
届いたメッセージからは
たくさんのことをいつも
学ばせてもらっています。



私は誰かに寄り添えたり
喜んでもらえるかどうかが
原動力です。


あと

お金はあの世に持っていけないけど
恩と徳はあの世に持っていけるし
子孫にも残せる最大の自己資産

という持論があります。


なので私の「誰かのために」という
想いと行動は決して自己犠牲ではなく、
最終的には自分のために
自然と力がみなぎってくる直感を
信じて生きています。



私らしい在り方でこれからも
世の中に貢献していくのが
とても楽しみです



長い文章でしたが
ここまで読んでいただき
ありがとうございました!
これでようやく
在宅介護の本編に
入れます!



これからも引き続き
よろしくお願いします〜にっこり


続きはこちら



プロローグはこちら