前回の記事はこちら
今回は
なぜこんなにも福祉の道に進みたがって
いたのに今漫画家やってんだ?
という話を前後編で書けたらと思います。




長文になるかと思いますが
興味のある方は
読んでみてくださいねグッド!



結論から先に書きますと
友達ごっこという
いじめや友情関係についての
連載を始めたことによって



「私もいじめにあったことがある」
「私も今いじめにあっています」
という内容の手紙を
たくさんもらうようになったことが
大きなきっかけです。



(⚠️読んでて苦しくなりそうな方は
ここで回れ右でも今後読み進めるのに
支障はありません)


とっとと本編に飛びたい方は
こちらへどうぞ💁‍♀️






私が友達ごっこの連載を開始したのは
20歳の大学2年生のときです。

 



当時の担当編集の強い希望で
マーガレットの連載陣が
誰もやっていなかった
いじめものにチャレンジしました。

 


それまでの私は恋愛の
読み切りばかりを描いていて
ラブストーリーを描くことが
とても楽しかったです。




でも担当編集からは
「竹内さんは人間の本質を描くのがうまい。
イケメンを描ける作家さんはたくさん
いるけど、セリフに力を持たせられる
作家は少ない。強みを生かそう」




そういわれて
正直ネームを切り始めた時は渋々で、
なんならちょっと反発しながら
描いておりました凝視





初連載だったので人気がなかったら
コミックス1巻分で終わると聞いていて
サクッと終わったら恋愛漫画で
連載を狙いたいな〜と。





そして福祉学科の大学に通っていたので
最終進路はどうしようかなと。







今思えば無責任なのですが
結構フワッフワした軽い気持ちで
連載を始めたのです。



でもいざ物語が始まると前述した通り
いじめにあったことがある、
今現在いじめにあっている
という少女たちから真剣で
中には信じられないような
残酷な内容の手紙が
届くようになりました。



それまでは
「男の子がかっこよかった」とか
「漫画がキュンキュンした」とか
そういうファンレターが
スタンダードだったので
とても驚いて戸惑いました。


 

手に取った直筆の手紙から
受け取る想いや念のようなものは
凄まじいものを感じました。




友達ごっこの主人公・紫月(しつき)は
いじめに遭うキャラが似合わない
底抜けに明るくて精神面も
強いキャラクターです。
そこにたくさんの少女たちが励まされて
「紫月が頑張ってるから
私も負けたくない」と
拠り所にしている子が多かったです。






私も生半可な気持ちで挑んでいい
作品ではないことに気づいて
全身全霊で友達ごっこと
向き合うようになりました。







たくさんの手紙を読む中で現在進行形で
追い詰められている子たちには
一つの傾向がありました。



赤色朱色などの
強い攻撃色の色ペンを使って
筆をとっているのです。




感情的に描いてる子たちは便箋の
罫線の中に文字が収まっておらず、
文字の大きさも不揃いで
何が書いてあるのか読めない
文字もありました。



文章も支離滅裂だったり
紙の下の方は涙がこぼれた
跡が残っていました。







ひとつひとつの手紙に
悩みの相談事が書かれていて
「読んでくれてありがとうね!」という
コピーした絵ハガキを
出すわけにもいかず



私はなるべく
ひとりひとりに手書きで
手紙を返していきました。


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