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ツネさんの1話目
↑ただ絵文字で遊んでみただけ(笑)
学校から帰宅して
ツネさんの部屋の扉を
開けるのは
ドキドキしました。
なぜか?
シンプルに
遺体の第一発見者に
なるかもという恐怖
この時の私はまだ
誰かの死を見たことが
ありませんでしたので。
敢えていつも
ドアは豪快に開けて
声は元気よく!
そしてツネさんが
「ほい」
と、返事をしてくれると
安心していました。
でもその「ほい」も
言えない日が出てきました。
ツネさんの胸が
上がって下がって
フーー
フーー
と
懸命に呼吸をしているのが
分かりました。
会話がつらそうなので
私は自然とYESかNOで
答えられる投げかけを
するようになりました。
子どもなりにツネさんを
なんとか励ましたいと
思っていたんですが
「早く元気になってね」
…これはちがう
だってもう誰がどう見たって
本人だって
元気にならないのは分かってる。
だから手を握って
と、言っていた気がします。
ツネさんはいつも
ウンウンと小さく2回
頷いてくれました。
ツネさんのときも
祖父のときも
祖母のときも
なるべく会うと
手を握るように
していました。
そしてついに
忙しかった玉ねぎの
出荷が終わったのです
学校から帰宅すると
母が家にいてくれるようになり
とても安心しました。
つづく
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