すべてを与え尽くして
身体すら与えて
最期は
ぼろぼろになって
藁にくるまり
死んでいく
その姿に聞いてみた
なぜ
そこまで与えて尽くすのかと
痩せ細り
醜く
まるでゴミのように
死んでいく女は言う
私のこの喜びが分からないでしようか
こんなにも
私の中は悦びに溢れています
こんなに愛されているものが居るでしょうか
与えても与えても尽きることはないのです
私ほど、祝福されたものはいないでしょう
大きいなるものに愛されている私は、悦びが尽きることはないのです
もう、なにも与えるものはなくなり命が尽きる時がきたけれど
見えるものは
無くなるように見えるけれど
この愛はなくなりはしないのです
この愛は
私の中で溢れ流れているのです
