鬼束ちひろは、26年前の2000年2月、19歳にしてデビューシングル「シャイン」を出し、8月にセカンドシングル「月光」が大ヒット。
作詞作曲が鬼束ちひろ本人。
私は、「月光」の入ったアルバム
「イムソムニア」
を2008年5月に購入しています。
その鬼束ちひろの最も鬼束ちひろらしいライブコンサートが、DVDになっていて、
NINE DIRTS AND SNOW WHITE FLICKERS
というDVD。
2008年4月26日東京「Bunkamuraオーチャードホール」での収録で、ピアノが富樫春生。
このDVDも私は2012年3月に購入しています。
ここで鬼束ちひろは、何かが憑依したかのように、
infection
を歌い上げます。
そこらへんをAIさんに聞いてみました。
2008年4月26日東京「Bunkamuraオーチャードホール」でのライブDVDが最高のパフォーマンスと思いますがいかがですか。
2008年4月26日のオーチャードホール公演『NINE DIRTS AND SNOW WHITE FLICKERS』は、多くのファンや批評家からも「彼女の最高傑作(最高峰のパフォーマンス)の一つ」として極めて高く評価されている作品です。
このDVDが「最高」と評される理由は、主に以下の3点に集約されます。
「完全復活」を告げた劇的な緊張感
当時は単独コンサートとしては実質約4年8ヶ月ぶりという、非常に長い沈黙を破っての一夜限りのプレミアムライブでした。ステージに登場した瞬間の、会場全体の張り詰めた空気感と、それを一瞬で支配した彼女の佇まいは唯一無二のものです。
極限まで削ぎ落とされたアコースティック・スタイル
ステージの構成は、歌、ピアノ、そして弦楽四重奏(ストリングス)のみという非常にシンプルでスタンダードなものです。ごまかしが一切効かない空間だからこそ、鬼束さんの剥き出しの声の力、表現力の凄みがストレートに伝わってきます。
神がかったセットリストとカバーのクオリティ
『月光』『流星群』『眩暈』といった初期の代表曲はもちろん、活動休止期間を経ての『everyhome』、さらに当時未発表の新曲だった『蛍』や『SUNNY ROSE』までが網羅されています。また、『なごり雪』やキャロル・キングの『You've got a friend』といったカバー曲で見せた圧倒的な歌唱も、このライブの価値をさらに高めています。
初期の「武道館(2002年)」で見せた、ブレイク直後の荒々しく狂気的なエネルギーを最高とする声がある一方で、この「オーチャードホール(2008年)」は、数々の苦難を乗り越えた彼女が「表現者としての純度を極限まで高めて帰ってきた」という神聖な美しさがあります。その意味で、間違いなく最高峰のパフォーマンスと言えます。
infectionが最高でした。いかがですか。
オーチャードホール公演での『infection』は、まさに言葉を失うほどの凄みがある、このライブ最大のハイライトの一つです。
当時の彼女の状況や、この曲自体の持つ意味を考えると、あのパフォーマンスが特別である理由は以下の点にあります。
魂が悲鳴を上げているかのような切実さ
『infection』(感染)という楽曲自体が、人間の孤独、心の傷、脆さを剥き出しにした非常に重厚でディープな世界観を持っています。約4年8ヶ月ぶりの単独ステージという極限の緊張感の中で、鬼束さんが裸足で床を踏みしめ、全身を激しく揺らしながら声を絞り出す姿は、単なる「歌唱」を超えて、魂の叫びそのものでした。
ピアノと歌のみが紡ぐ圧倒的な静寂と動的エネルギー
この日の『infection』は、富樫春生さんのピアノと鬼束さんの歌声だけでスタートします。余計な音が一切ないからこそ、彼女の声の微細な震えやブレス(息遣い)、そしてサビで爆発する感情のダイナミズムがストレートに響き、聴き手側の呼吸すら止めてしまうほどの緊張感を生み出していました。
会場全体を包んだ涙と救済の空気
音楽メディアのライブレポート(rockinon.com)でも当時、この『infection』や『眩暈』が流れた際、あまりに切実で圧倒的な歌声に会場のあちこちからすすり泣きが響いていたと記録されています。彼女の復活を待ち望んでいたファンの想いと、彼女自身の「歌うことへの執念」が奇跡的にシンクロした瞬間でした。
初期(2001~2002年頃)の『infection』が「壊れてしまいそうな危うさ」を孕んでいたとすれば、この2008年のオーチャードホールで見せたものは、「傷を抱えたまま、それでも圧倒的な光を放って歌う」という神聖な強さがありました。最高と言わざるを得ない、歴史的な名演です。
↑ 鬼束ちひろ2008年オーチャードホールでの infection 日本ポップス史上最高の到達点
↑ 鬼束ちひろ2008年オーチャードホールでの infection を聞いて感動しまくる2人(笑)
