この写真のグロースドイッチュラント師団の少尉が着ているのは、将校用の改造を施したM36兵用野戦服です。
まず、襟をワンホックからツーホックにして高くし、合わせて襟の先端を尖らせた剣襟にしています。
これは、既存の兵用の低い襟から改造するわけではなくて、低い襟を取り去って、高くて尖った襟を付け直しています。
加えて、縫い込み式の少尉の肩章を用いており、肩章の根本を肩口に縫い込んでいます。
この剣襟と縫い込み式の肩章が、基本的な将校用への改造です。
この、将校用の改造を施したM36兵用野戦服は、レプリカが売っておりません。
ミリタリーハーバーという会社から、剣襟にしたM36兵用野戦服のレプリカは出ておりますが、肩章は、縫い込みではなくてスリップオンタイプの物を取り付けるようになっています。
また、東村山のカンプバタリオンさんでも同じタイプのM36兵用野戦服を出しておりますが、私に合うサイズの物が売り切れとなっております。
そこで、将校用の改造を施さない兵用のM36野戦服を着た将校はいないか、必死にネットの写真を探してみましたところ、2つの例が発見できました。
この山岳猟兵大尉のM36兵用野戦服は、実物と思われますが、襟がワンフックの兵用のまま(無改造)です。
ただし、肩章は、縫い込み式を付けています。
この少尉は、実際の第二次大戦中の写真ではなくて、現代映画のスチルだと思われますが、ワンフックの兵用の低い襟のままで、肩章もスリップオンタイプの物を付けています。
映画なので確かに信憑性に欠けますが、先の山岳猟兵大尉のM36と共に、無改造の兵用のM36野戦服に将校用の襟章を付け、スリップオンタイプの肩章を付けた例があったであろう事を彷彿とさせます。
よって私は、無改造の兵用のM36野戦服のレプリカに将校用の襟章を付け、スリップオンタイプの少尉の肩章を付けることにしました。
無改造の兵用のM36野戦服のレプリカならば、サイズが私にピッタリの米国ヘッセン社の物があり、代理店のサムズミリタリ屋さんを通じて入手できます。
実際に無改造のレプリカ軍服を入手し、陸軍歩兵科少尉の襟章と肩章を付けるのは来月以降になりますが、道が開けたことで安堵しております![]()


