でもぱっとうまれたわけではなくて
繫がりやある延長線上にのせていただいている
わけです。
とはいっても、父は鹿児島出身。
おいそれといける距離でもありません。
父方の祖父母は私が1歳になるかならないかぐらいで
相次いで、亡くなったので、祖父母がいないと
なかなか帰省することもなかったのでしょう。
私は3才のときに1度いったきりで、
そのあと、父の実家にはいったことがありませんでした。
(父はひとりでは帰省していましたが)
ですから、父に一緒にいってもらわないことには
右も左もわからないな~というところで
父に相談するも、ずっとあまり乗り気ではありませんでした。
この2年間、折をみては話すのですが
いつもはぐらかされ・・・![]()
父とは価値観が本当に違いすぎて
昔はよく衝突していました。
いわゆる確執がある父子でしたが
(そのことは以前のブログでもかいてあるので
よかったら読んでみてください)
私の見方、考え方、受け止め方が変わったことで
だいぶ関係が改善されて、ここ数年は本当に
けんかすることはなくなってきました。
(以前は顔をつきあわせればけんかでした)
でも今回の件で、久しぶりに衝突もしました。
私のなかではいろんな想いが吹き出したこともありました。
そういうときって、矢印が相手にいきがちだけど
それこそ泣いては(感情のまさに成仏しながら)
自分の気持ちの確認をすることで、矢印が父にむかずにすみました。
自分の受け止めてもらえない想いは
相手がキャッチしてくれないと怒りと変化していきますが
自分でキャッチしてみる(こうおもっていたんだな~って)
ことで、無駄な怒りをうまずに済みます。
すべて自分のおもうようにはできないのです。
私がただ、いきたいだけなんだよね。
父と一緒に。
息子や夫と一緒に。
と、同時に
父にも何かいろんな私がわからない想いがあるんだろうな。
私ができることといえば
時間をかけて自分の想いを伝えていったことで
(2年かかりました)
最初の計画とはちょっと違ったけど
結果それは一番良い形で
今回私と夫と息子と父で行くことができました。
そしてそのあいだに、
夫のまたルーツ(夫の母方、父方のご先祖様めぐりもしました)
をたどることで、本当に繫がりを感じることもまたできて
そんな「いってきたよ」という話を父にすることで
私の想いが真剣なんだということも
伝わったようです。
元々、九州の方はご先祖様を大切にする風習があるとか。
話にはきいていたし、父からもよくききました。
本当に行くことが現実化してきたときには
ソワソワして、前の晩も何回も電話してくる有様。
本当はうれしかったんですね。そんな父をみていると
実際、時間をかけてでも、行動してみて
変な憶測をしなくて、ほんと、よかったとおもいました。
そして今回、鹿児島の父方のご先祖様の
お墓にいってみて、本当にびっくりしました。
関東でいう、今日はお彼岸?とおもうくらい
普段の日でもお花をかかさないという土地らしく
どこのお墓も花でうまっているのでした。
あたりまえのように、お墓詣りが日常化していて
本当にご先祖様を大切にしているんだな~というのが
わかりました。
と同時に、故郷をこよなく愛する父の気持ち
18歳で東京にでてきたときは
どんな気持ちだったのかな~
今は新幹線や飛行機があるけど
当時は1日がかりだったという話や
子供の頃の話
家族の話
いろんな話を道中にきくことができて
私からみた父と
故郷にたたずむ父とは
また違う面があるんだということ
叔母やいとこから聞く話
私の知らない話
本当に人って自分の狭い世界だけで
人を判断したりしている
自分の身を違うところに移すことで
わかること、想いはかれること
たくさんあるかもしれない



次の日は父の希望の霧島神宮にも参拝して、
父はまた実家のほうへと戻りました。
私たちは九州の旅をすべく
また今度は宮崎県の高千穂へ向かいました。
当初は一緒にすべてまわりたかった私でしたが
父がNOといった理由があとからわかりました。
父には父の大事にしたいものがある。
それが私のそれと一緒ではなくても
わるいことでもなんでもない。
お互いがそれを尊重できたと
実感できた旅でした。
ちゃんとついたかな?というメールの返信には
感謝の気持ちがつづってありました。
一緒に行動しなかったからこそ
書けた、聴けた言葉がそこにあります。
親子はご縁。
それは本当に貴重なご縁だと
改めて違う視点から
そして違った感覚から
この旅でいただくことができたように思います。
そして、今住むところから遠いこの地の
パワーというか、ご縁を
言葉ではいいあらわせない
なんともいえないご縁を
その場にいったからこそ感じられるものを
まさにルーツを
感じることができました。
ただ、ただ、「そこに在る」ことに
本当に感謝できた、腑に落ちた瞬間でありました。