医学部のお話。

8~9割が男子という世界なので、女子はそれはそれは
少なかった。

100人中だいたい女子はヒトケタで、
わが学年は14人の女子が在籍し、女子が多い多いと
言われていた。

それゆえ、女子向け施設というのはとても少なかった…


たとえば、トイレ



生物的欲求にしたがえば必要なトイレ。


講義や試験会場ともなる第一校舎にて、


男子トイレは一階


女子トイレは三階


であった。


男子はトイレに行くのに、教室をヒョイと出れば済む。



しかし、女子はトイレに行くためには、


えっちらおっちら3階まで

ひたすら階段を上らねばならなかったのである。


エレベーターはあったが、学生は基本的に利用禁止
…だったのだ。

これはきつい。

だからトイレはがまんせず、早め早めに行っておくのが
女子のたしなみであった。


この決めごとを恨んだのは、テストの時。
私は試験前ギリギリまでテキスト見直しして頭に詰め込み、
あがく方だったので、トイレ時間のロスも惜しかった。

男子だったらラクなのに

と何度も思ったものである。




そしてある時、

私はまた別の校舎でトイレを探していた。



…ここから先、お食事中の方はご注意を…



ストレスに弱い私は、しょっちゅう腸を壊し、


しぶり腹になってしまうのであった。

くの字になって腹痛に耐え、
トイレ探索ミッションをひとりでこなす私…


幸い、女子トイレ表示を2階で発見!!

それは廊下の奥も奥、

ずいぶんと奥まった場所にあった。






おお、ゴッド…!!

しかしそれは、女子トイレ表示は、




男子トイレの入り口

に貼ってあったのだ!!





つまり、男子トイレの3つある個室一番奥だけを

ベニヤ板で仕切って

女子トイレ(仮)


にしてあったのだった…。


共用かよ!!


こ、工事現場じゃないんだからさぁぁぁl!


しかし背に腹はかえられない。

私は個室に入り…

十数分ゲリピーに苦しんでいた



そのとき、事件が…


(明日につづく)