日曜朝、いきなりの電話。
それは同棲中の彼氏Tくんの実家からだった。
ご両親から呼び出しを受け、Tくんの実家へ。



私が家事を怠けている

生活感がない

それでTが苦しんでいるから別れろ

結婚する気がないなら今すぐ別れろ



等叱責される。



家事はやってはいたのだが、足りないらしい。

生活感ってなんだろう。

買い物袋からはみ出たネギとか、
まとめきれないほつれ毛とかかしら。謎。


同棲というかたちでいたのは結婚の条件として
・式を行い新婦の両親・親戚を招く
ことが条件としてTくんのご両親から提示され、

あんな両親が同席する結婚式なんてまっぴらなので、
結婚出来なかったわけなのですが。


いくら私が反論しようとしても、

「常識がないから」

「若いからわからないのだ」


と言われ、だめであった。

この時、Tくんは社会人で公務員。
私はアルバイト。



ご両親としては、家賃・光熱費をTくんが出していることに、

「今の状況はあんたにとって都合が良すぎるんだもの!」

とご立腹なのだった。

私がTくんに寄生していてイヤだと。
(私だって雑費は出していたんだけどな…)

T君が、「主婦はみなそんなものでしょう」
と反論するが結婚していないので状況が違うという。



 

今日のお話ですごかったのはお父上のお言葉。



「今住んでいるアパートは、
オレがTのために借りてやったんだ。

あんたが住むのを許可したわけじゃない。
別れないのであれば、即刻アパートを引き払う。

こちらもそんな真似はしたくないから、
1,2ヶ月の猶予をやろう。

その間に荷物をまとめて出ていけ。」




…脅迫?

呼び出し方も話しの内容もまるでヤー公みたいね。


居住権というのはけっこう強力なアイテムで、
法的に居住者を追い出すのは難しかったはず、
と少ない法的知識が頭をかすめる。だがしかし。


賃貸契約書にはTの名のみで、
同居人なしということに書類上なっている

この似非ヤー公様は
Tの保証人として契約書に名を連ねている
 
さらにこのお方は、
契約してる不動産屋の社長とマブダチ



などのイヤ~な事実が存在。私も



「Tの稼ぎを食いつぶして
のうのう生きやがってバカヤロウが」



などと言われ、こんなオヤジが


「オレが借りてやったんだから
オレが好きなときにアパートに行って何が悪い」

などと怒鳴るのでつくづくイヤになり、



「出てけばいいんですね、
不動産屋へ行くので今日はこれで!」


と言っておいとまし、Tくんと不動産屋へ向かった。
むこうの

「自分たちが正しいのだ常識だから従うのが当然なのだ
納得いかないのはオマエが非常識だからだ」

という言葉の攻撃が思い出されて、
不動産屋へ向かうTくんの車中でひとしきり、涙。

(つづく)