今回は、私自身
が、胸に ジ~ンときた・・・
『 閉めない戸口 』 という お話を、紹介させていただきます (^-^)/
『 閉めない戸口 』
小さな村の小さな家に、
母親は、日が暮れると 泥棒でも来やしないかと、
鍵を きっちりと閉める人でした
娘は母親のように 田舎の風景に埋もれていく自分が、
いやでいやで たまりませんでした![]()
都会に憧れ、ラジオから流れてくる華やかな世界に
飛び出していきたかったのです
ある日の早朝、娘は夢を胸に抱き、
母親が眠っている間に こっそり家を出ました
「 お母さんへ、親不孝な娘のことは どうか忘れて下さい 」
短い書き置きを1枚だけ残して、
娘は都会へ向かいました
もちろん、あてなど ありませんでした
けれど 都会の生活は、
美しいことばかりでは ありませんでした![]()
いい仕事も得られず、思い描いていた生活は、
10年たっても 手に入れることができません![]()
いつのまにか 生活は乱れていきました
悪い友だちとも付き合うように なっていました
「 ああ、なんで都会なんかに来てしまったんだろう 」
自分の過ちに 気づいた娘は、
狭い部屋に閉じこもると、
母親の写真を見ては 涙を流すようになりました
「 お母さん・・・・・・、会いたい・・・・・・ 」
いつしか大人になった娘は、
病んだ心と 疲れた体をひきずり、
故郷へと向かいました
村に着くと、辺りは すでに暗くなっていました![]()
10年ぶりの故郷でしたが、家は昔のままでした![]()
窓のすきまからは かすかな光が漏れていました
ずいぶんと迷ったあげく
娘は ようやく戸口を叩きました
けれど返事がありません![]()
不安に駆られて 取っ手に手をかけると、
今度は どきりとしました・・・
「 あれ、おかしい
いままで夜中に
一度も鍵を閉め忘れたことのない お母さんが・・・・・・ 」
部屋に上がってみると、やせ衰えた母親が、
冷たい床の上に寝ていました![]()
娘は母親の寝顔の横に うずくまると、
肩を震わせて泣きました・・・
「 お母さん・・・・・・ 」
娘の泣く気配で目を覚ました母親は、
何も言わずに抱きしめてくれました![]()
しばらく泣き続けた後、
娘は急に思い出して母親に たずねました・・・
「 今夜は どうして鍵を かけなかったの![]()
誰か入ってきたら どうするの 」
母親が やさしい笑顔で言いました・・・
「 今夜だけじゃないよ もし おまえが
夜中に帰ってきたとき鍵が かかっていたら、
そのまま また どこかへ行ってしまうんじゃないか
そう思って、この10年ずっと鍵を かけられなかった 」
ゆっくりと部屋を見回した娘は、また驚きました![]()
ラジオや本も 昔のままだったのです![]()
母親は、10年前のままの部屋で、
娘のことを待っていてくれたのです![]()
その夜、母娘は10年前に時を戻し、
鍵を きっちりと かけ、
寄り添いながら ゆっくり眠りに つきました![]()
おしまい(^-^)
人は、自分の幸せというものを、
とかく、どこか遠く に求めがちです![]()
しかし、忘れては イケないのです
本当の幸せは、目の前に 沢山 溢れているということを・・・![]()
私
も、若い頃、
大学を卒業した後、生まれ故郷を離れ、
東京の企業に就職しました![]()
そんな疲れ果てた私
の心を癒してくれたのは、
連休の時に 帰った故郷であり、我が家でした![]()
あくせくする毎日に、心がボロボロの状態に あっても、
帰郷し、自分の部屋に 戻ると、自然と 心が安らぎました![]()
何か、あたたかいものに包まれているような・・・、
そんな 感じが したのです![]()
休日が明けて、また 東京に戻っても、
「 自分には帰る場所がある 」
ということが、心の支えとなり、
普段は空気のような存在で、
その有り難さも、ついつい忘れがちです![]()
帰る場所がある
ということが、どれだけ有り難いことか ということを、
今回、紹介させていただいた お話を読むたびに、
どうか、今、目の前にある
空気のような存在に対する感謝の心
幸せは、どこか遠くにあるのでは ありません![]()
今、目の前にある
感謝は光です![]()
人生は、
いい事がないと不幸
いい事があれば幸せ
というものでは ありません![]()
いい事がないような状況にあっても、
その中に”感謝の念”があれば、
心は幸せなのです![]()
逆に、いい事があっても、
感謝することもなく、
”不満”しか起こらないのであれば、
心は不幸なのです![]()
空気がなければ、
人は生きることは出来ません![]()
しかし、その空気に
感謝する人は いません![]()
普段は気づかない、
空気のような存在
に 感謝 出来てこそ、人は、
真の幸せを得られるのでは
ないのでしょうか![]()
幸せへの近道、それは・・・
今、目の前にある存在に、心の中で「ありがとう」と呟けば、自分の心が幸せになりますよ (^^)
※本の読者の声 → こちら



































は、改めて 思い起こし、感謝を心に刻むのです







