「はい。OKで〜す」
ここはいつも通っているスポーツジム。
50歳くらいのおじさんがパーソナルトレーニングを受けています。
まず、ここのジムのパーソナルトレーニング(以下PT)は、
かなりテケトーです(笑)
僕が筋トレしている時はほぼ誰かしらPTを受けている場面に遭遇するので
その様子をいつも観察しているのですが、
トレーナーさんはトレーニングのフォームとかも全く指導していません。
素人の僕から見ても「効いてなさそう」なフォームでも指導せずに
「はい。OKで〜す」
と言っているので、
僕は「OKちゃうやろ。。。」と心の中で思いながらいつも筋トレしているのです(笑)
でも、ある時気がつきました。
ここでPTを受けている人たちって、
そんなにしっかりと身体を鍛えたいわけではないんだなと。
60分PTの時間があったとしたら30分は雑談しているし、
強度を上げることもないし、全く出来てない動作でも
「はい。OKで〜す」
なんですよね。(笑)
でも、「それがいい」のだと感じたのです。
おそらくですが、このPTを受けている層の人たちって、
筋トレのたびに
「もっとフォームはこうして」
「もっとゆっくり丁寧に」
「そこで力抜かないで」
とか、いちいち言われるときっとめんどくさくなってやめちゃうだろうな〜と。
筋肉つけるとかではなくて
楽しく運動やっている感を感じたい人が多いんじゃないかと思ったのです。
だから、筋肉つけたい人にはちゃんとしっかりと指導することが価値だけど、
そうでもない人には「楽しく運動やっている感」を感じてもらうことが価値なんですよね。
トレーナー側からすると「お金払って来てもらったんだからちゃんと指導しないと!」って感じそうだけど、それをやっちゃうと続かない人のほうが多いんですよね。
僕たちも、自分の基準を押し付けると
それは相手にとっては「重い」と感じたり「そんなこと望んでない」って思われたりもするかもしれないです。
「自分の基準と相手の基準の違いを理解してあげること」
これはビジネスでも、人間関係でもかなり大事な要素なのかもしれないですね。
「はい。OKで〜す」
は、
本当にOKだったんだと気が付いたエピソードでした(笑)
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椎原 崇
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