
世界を変える
世界を作りなおす
僕はそう思った
ニューヨークに3年半 20代の僕はいた
そこで生きた経験を
物語として活かすことができないかと
考えたからだ
小説家 宮本輝に憧れて
小説家になりたいと思っていた
心のカケラを
大学ノートに書きとめ続けた
帰国後
すぐには小説家になれないと思い
仕事についた
仕事が始まると楽しくなって
小説家になる夢は
いつか心の片隅へと追いやられていた
次はあなたの番よ
彼女の声を微かに聞こえてる
夢を思い出しては
仕事で壁にぶつかっては
仕事を辞めようと思った
夢を追いかけようと思った
その繰り返し
AmebaブログとFacebookを始めた
書くことが好きなんだと
僕は書くことが好きなんだ
見えないものを形になってないものを言葉にする
言葉をつむぐ
Amebaブログのタイトルは
言葉をつむぐ★りゅういち
Facebookの仕事先は言葉をつむぐ
兵庫県明石市
よく当たると評判の四柱推命の先生から
こう言われた
今の仕事よく辞めずに続けてますね
あなたは書くことが向いてます
子ども向けに書き続けてください
そうね
物語にイラストか写真をつけるといいかもしれません
通りや公園で人の話をよく聞くといいです
物語が拾えますよ
物語を書いたら1000円ぐらいで売るといいです
ただであげてはダメですよ
次はあなたの番よ
彼女の声が聞こえる 聞こえる
Facebookで繋がった人たちが本を出版していく
取り残された僕がいる
初めて書いた作品は落選した
それがわかったのは昨日の話だ
入賞作を読んで 僕の物語は稚拙だとわかった
映画「スペクター」を
ミッドランドスクエアシネマで観ていた
エンドロールが流れ始めた時
左の胸ポケットに入れたiPhone5sがバイブした
大切な女友だちからのメッセージ
出版が決まった 12月から執筆活動に入る
おめでとう と彼女を祝福する僕と
また先を越されたと悔しがる僕がいた
次はあなたの番よ
ニューヨークで彼女だった人の声がする
次はあなたの番よ