夜が明けきれない朝

まだ僕は布団のなかで眠たかったが

なぜだか携帯から電話をかけた



女性の声

「浜ちゃん!ちょっと待ってね

主人に電話かわるから」


ご主人の声

「浜ちゃん!ごめん

今この電話不通になってるから

また今度ね」

聞き覚えのある男の声だった




そして電話が切れた


ハッとして飛び起きた僕は

誰に電話をかけたのか確認した


昨年亡くなった知人

ニューヨークで働いていた時の上司

なぜだか電話をかけていた