朝、慌しく家を出て仕事に向かった人、起床後の健康チェックを
忘れてしまった人は、 一日を通して、こちらの項目から健康
チェックをしてみましょう。 

4.尿の状態 しずく
5.便の状態 えへ
6.食欲・消化の状態 パスタ

項目4:尿の状態

頻度:
頻繁に尿が出るのは、身体を温めたり、免疫力の根本となる腎の
陽気が弱っているか、肺の気が不足している状態です。 
尿が勢い良く出なかったり、出し切った後も少しづつ流れ出ている
状態も腎の陽気不足を表しています。 同時に、腰やひざが
痛む症状があれば、腎気の衰えを表すサインです。 
女性では産後や、更年期障害の年頃にこのような症状が
でることがあります。

男性では、前立腺肥大や癌により膀胱が圧迫またはブロック
されるため、頻尿または、尿がでにくい症状が出る事もあります。

色:
うすい黄色は普通の状態。
クリアに近い色は体内が冷えているサイン。
 量は多めになります。
濃い黄色は体内に熱がこもっているサイン。
 量は少なめになります。

透明度:
尿の中に泡がまじっているのは、体内に内風か内湿・痰飲
(痰状の物質)が発生している状態。 
濁っている尿は、水分代謝低下による水湿が溜まった状態。

体内に風が発生する原因は、血液不足により、血管にできる
空洞を埋めるために生じます。 症状は顔面神経痛、偏頭痛、
手の振るえや神経麻痺、脳溢血など様々です。

匂いと温度:
匂いの強いものほど、熱を含んでいる可能性があります。
熱を含む尿は温かく、尿道炎などの場合は焼けるような
痛みを伴うこともあります。

尿道炎は抗生物質などでも症状が治りますが、この場合、
問題の根本は完治せず、抗生物質によって潜伏性の状態
として体の奥深くに一旦隠されてしまいます。

Ph試験紙を利用して、尿の酸性・アルカリ性をチェックする
ことにより、体内の炎症度、免疫力を知る事ができます。
理想的なのは、食後の尿が弱アルカリ性の6.2-6.8
範囲内にあることです。 通風患者や高尿酸患者の方は、
常に酸性尿でPh4.6-5.4と言われています。
体内の細胞液や血液・リンパ液などの体液がPh7.4前後
の弱アルカリ性に保たれている状態を健康で望ましい
アルカリ性体質といいます。

項目5便の状態
健康な便は硬過ぎず、柔らか過ぎず、形があって浮いているもの。
毎日決まった時間に出るのがバランスの取れた腸の働きとされます。

硬い便:
ドライな便は水分摂取が少ないか、大腸に熱がこもっている状態。
胃炎が原因である事もあります。
硬く、コロコロした便は肝の気の巡りが悪く、便意はある割りに
一度にすべて排出することができない状態です。

軟便
細い便・柔らかく形の無い便
は脾の気が弱っている状態。
慢性的な下痢が続いている人は脾の気を補う必要があります。

注意が必要な色とその他の特徴
黒っぽい便は胃の中・十二指腸からの出血が疑われます。
鮮明な血が混じっているものは、大腸・直腸からの出血。
便の周りの血の付着は痔が原因であることが多い。
膿と血が混じっている便は、大腸炎・ポリープが疑われます。
油が浮いている便は、脂肪分・油分を分解する胆の清質の
分泌低下による消化不良をあらわします。
ネトネトねばついている便は大腸の中に水湿・痰が溜まった状態。


項目6:食欲・消化機能の状態
朝食が食べられない人は胃液不足と考えられます。 又は、
前日食べたものが胃の中に残っているなど、消化器系の気の
巡りが滞っている状態かもしれません。 長時間、胃の中に
食べ物が残留したままの状態は、口臭・胃炎の原因にもなります。

食べても食べても数時間後にはお腹が空いている人は、
胃酸の分泌が活発すぎるので、食べなければ胃壁に
傷がつく状態にあります。 胃の中にこもった熱を取り除く
ことが大切です。

お腹は空くのにあまり食事の量を食べられない人は、
胃酸の分泌が悪く、たんぱく質を食べると消化不良
を起こす傾向にあります。

食欲があまり感じられず、食べることが嫌いな人、
仕事などの忙しさで食べるのを忘れてしまう人は
脾の気が弱っています。

食後にお腹が膨張する人、ガスが出やすい人、
食後に身体がだるくなったり、眠くなる人も
脾の気が弱っているサインです。


それぞれの項目から、どの臓器のバランスを直せば良いか
大体の見当はつきましたか?

「私はいつも---だからー シラー。」と思いがちな症状は、
食生活、睡眠、ライフスタイル、五感に入れる感覚的な刺激を
変えることによって改善することができます。

まずは、現在の健康状態を把握することから始めましょうー。 ニコニコ