これからのクリーニングは
リペアやリメイクの時代だと感じ
 

ブランドバッグなどの
ファッションに繋がる品物を
再び使えるよう蘇らせることで


世の中の困っている方を
笑顔にしたいという思いで
日々研鑽しています


クリーニングマスター
おーいちゃんです♫


さて今日のご紹介はプラダの
ナイロンキャンバスの染め替えです。 
 
イメージ 1

こちらは例によって
ブラウンのナイロンキャンバスですが
縫い目を中心に緑色に退色しています。 
  
イメージ 2 
  
これは色を構成しているうちの
赤が無くなってしまい
青と黄色が残っているため
黄緑色になっています。 
  
イメージ 4 
  
裏側と底の部分ですが
皮革はかなりいい状態なので
退色さえなければほぼ新品のような
状態と言えます。 
  
イメージ 5 
  
こちら側もやはり縫い目を中心に
緑っぽく退色しています。 
  
イメージ 6 
  
内側も綺麗な状態でした。
このような場合は出来る処理は
2通りとなります。 

  
ひとつは
緑に退色している部分だけに
薄い赤を載せて目立たなくさせる。 

  
これは全体の色は変わらないのですが
変色した部分のなくなっている赤が
どの程度なのかは勘となり


まったく分からない状態にするのは
難しくなります。 
  

もうひとつは全体を
より濃い目の色合いに染め変える。


こちらはムラ感などは少なくなりますが
せっかく気に入って購入された色合いが
変わってしまう事になります。


それをご検討されて黒への
染め替えをご依頼頂きました。


まずは全体の皮脂汚れなどを
水洗いしてから色の入りやすい状態にして
全体を黒に染めていきました。 
  
イメージ 7 
  
ナイロン部分は
いい感じに色が入っていきましたが
革部分は塗装されてたので色を弾いています。


なので仕上げに革部分のみ
塗装仕上げをしていきました。 
  
イメージ 8 
  
仕上がり後です。
黒に染めましたがどうもこのバッグは
チョコレート色に見えま すね。 
  
イメージ 9 
  
緑っぽい部分もしっかり色が入っています。 
  
イメージ 10 
  
裏側と底の部分です。
革部分は仕上げに塗装仕上げをしてあります。 
  
イメージ 11 
  
こちらも何とかムラなく染まったようです。 
  
イメージ 3 
  
内袋はブラウンから黒に染まっています。


このプラダのナイロン地のバッグで 
特にブラウン系はこのような色褪せが
多く起こっています。


デパートのクレーム担当者も
幾つかの事例があり調べてもらうと


この色はしょうがない。。。
で終わったそうです。


まぁ…品物は
いつか色褪せしたりしますが
高価ですからね。


色には衣類などを染める染料と
ほとんどの銀面革に使われる
顔料とあります。



その染料は3原色の青・赤・黄色を
混ぜ合わせて色々な色が作られています。


電柱などに貼ってある
ポスターやのぼりなどで段々と
色褪せしているのがあると思いますが
青・赤・黄色の順で色褪せが進んでいきます。


黒の場合3色が均等に混ざってるので
まず青が退色してオレンジ色になります。


そのうち赤も退色すると黄色だけになります。


このように本来色掛けは
無くなった色だけ足していくのですが
微妙にその配合が違っているので


まったく同じ色にする事は
不可能となります。


それでも小さい箇所なら
目立ちませんが広範囲の場合には
微妙な色の違いがわかってしまいます。 


このような退色を
防ぐことは出来ませんが


お天気のいい日は日焼けを避けて
他のバッグを使用するとか
使い分けるといいかと思われますね。


ビフォーアフターをどうぞ♫


本日もご訪問頂き

ありがとうございました♫

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