今日は何とか活動出来てます
インフルエンザじゃなくて良かった…
さて今日のご紹介はオイル加工の
コートについたカビの汚れです。
大阪からのご依頼でした。
表面に白いカビがついたので
クリーニングのご依頼でした。
黒いコートの全体が
白っぽく汚れています💧
この白い汚れは厳密に言いますと
カビの胞子ではなく
オイルの油分がカビによって取られ
残ったワックス分が
このように白くなっているのです
離して見ると
よく分からない程度なのですが
触ると多少べたつき感が残っています。
お客様は購入時のベタベタ感ではなく
今のような状態がいいと言う事でしたので
洗ってべたつきが出ない程度に
オイルを入れていきました。
洗うとドライクリーニングでは
油分が取れすぎ水洗いでも
油分が取られ生地が
硬くなってしまう場合があります。
そして本来使われている油を
製品になったものに補給すると
裏地まで 浸透するくらい
ベタベタになってしまうので
洗えないとされています。
なので当店では洗って取れた
油分を補うためにべたつきのない
天然のオイルを入れていきます
まず全体をブラッシングしながら
前処理をしてからお湯に漬け込み
残ったワックス分を均一にしていきます。
その後しばし自然乾燥させますと
コートは油分が無くなってくるので
パリパリ感が出ています。
という訳なんで
べたつきが出ない程度に
オイルを吹き付けていきます。
オイル加工されている商品には
幾つかの理由があります。
ひとつは塩化ビニルという素材を
柔らかくするために
加脂剤として入れてあるもの。
もうひとつは素材自体を
しっとり感のあるものにするため。
そしてオイルを入れる事により
防水性を高めるためなどです。
素材自体を柔らかくする為の品物は
新たに加脂剤を入れませんと
パリパリになってしまいます💧
今回もそのパターンだったので
油分を補給してあります。
ただ…二つ目以降の理由なら
洗って油分を取ってしまっても
問題はありません。
油分を取ることで普通の
綿素材のコートになるだけですので。
このように素材により
加工されるものが海外にはよくあります。
日本ではほとんど使われなくなったのですが
海外ではまだまだ一般的に使用されています。
このようにオイル加工されました商品は
カビの絶好の居場所となってしまいます。
一旦カビが発生していまうと
オイルの液体をすべてカビが
吸い取ってしまうので
後にはオイルの絞りカスのような
ワックス成分だけが残ってしまいます💦
それが白い
カビの正体なのです。
これを防ぐには換気をよくして
湿気を取り去ることが一番です。
なのでクローゼットの中に
仕舞われていても時々出して
風を通してあげるのが良いと思います。
まだまだ高温多湿の日本では
手のかかる商品かもしれませんね。
さて…ボクシングでも見よっと🥊
本日もご訪問頂き
ありがとうございました♫
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