今はもうなくなったと聞いていますが、当時合同庁舎の地下に食堂がありました。

 

職員証で割引もあり、お安いのですが、正直

お味は.....

 

競合もない特殊な場所での営業ですから無理もない。

売上とかもどうなっていたのか。今となっては知る由もないですが

 

でも、当時22歳で自立したばかりだった私はとてもお金がなかったので、

よく利用しました。

 

お蕎麦とか和洋の定食、

お寿司もあったな。

 

えらい人は自室で昼食をとることも多くて、下っ端の私はよくお運びもしました。

お昼前にブザーで呼ばれて、お金を預かり、ラップを持って地下へ行って持って帰ってくるのです。

そして食べ終わった器下げてお茶入れて器洗って地下へ返しに行くです。

そういう仕事を担当していたのもあって、あまり外に食べに出れなかったのもあります。

 

 

そこで思い出すのは、お蕎麦屋のひとりのおじさん。

 

営業中はよくある白のうわっぱりと帽子でお蕎麦を作ってくれるのですが、

夕方、何かのタイミングで帰宅するおじさんを見かけると、

必ずいつもスーツとネクタイでした。

いつもきれいな白いシャツ。

本当にパリッといつもしていました。

 

他のおじさんたちはラフな格好でしたので、規則でその恰好をしたのではなさそう。

 

当時の若くてアホな私にでさえ、何となくおじさんの気持ちがわかった気がしました。

東京の中央省庁の食堂でお蕎麦を出す仕事をしている、

プライドのようなもの。

お蕎麦のクオリティはともかくとして(←コラ)

 

毎日、安全なものを同じように提供することだけでも

ものすごく大変です。

 

毎日同じように見えても、毎日イレギュラーは起こります。

 

もちろん、天狗になっちゃいけないけれど。バランスは大事だけれど。

 

イレギュラーがあっても対応できたこと

手を抜いたり、やっちゃいけないことをしなかったこと

(やっちゃうと自分が一番わかるから。)

 

そういう「自分は今日もきちんと仕事をしたんだ」っていう

自信とプライドは大事だよな

 

と勉強中の私は今思っていますおねがい