「怒り」というと、火のようにカーッと燃え上がって、火山が爆発するようなイメージをする人が多いでしょう。

そんな瞬間湯沸かし器のように怒れる人もいるでしょうが、そんな人ばかりでもないんですよ。

人それぞれに個性があるように、「怒り」というものの感じ方、表現の仕方は、人によって違ったりするのです。


「怒り」を表すものは、火星と言われてます。

火星は、活発さ・アグレッシブな行動などを表していて、スポーツなども入ってます。

反面、喧嘩や争い事・トラブルなどの意味もあるんです。

火星を見れば、その人の怒り方や、どこで怒るか、なども分かると言われてます。

過去記事に、火星での怒りポイントを書いた 沸点ポイント  というのがありますので、良ければご覧ください。


私の火星は、天秤座で12ハウスに入ってます。

火星は牡羊座の支配星で、牡羊座とは180度の位置にいる天秤座にいることは、火星にとっては居心地が悪いようです。

公平に、客観的にあろうとする天秤座の火星は、「怒り」に対しても冷静にあろうとしてるようです。


12ハウスは、「隠された部屋」とも言われていて、 「怒り」を隠そうとする傾向があるようです。

というよりも、「怒り」そのものを感じにくいようなんです。

何か言われたり、されたりしても、その時点では「怒り」が沸かないし、隠そうとしちゃうんです。

ただ、何か違和感があって、モヤモヤとしたものが心に残るんです。

何日か経って、まだこだわって不快に感じてる自分に気付いて、「私、怒ってるんだ」とやっと気が付くんですよ。

でも、その時にはもう目の前に「怒る」対象の相手はいないのです。

後から訴えても、相手も困るだろうなと考えてしまって、どうしようもなくて、更に「怒り」を我慢して抱えたままになっちゃうんですね。

「怒り」を発散できないままになってしまうんです。


たまに、12ハウス火星の人を、犯罪者予備軍のような書き方をするブログを見掛けます。

「怒りを溜めてしまう」ので、それを無関係の人に発散させてるような印象の文面を書く人が居たりするんです。

ちゃんと統計でも取ったいかい!と腹立たしい気持ちになります。

「怒りを感じにくい・溜めてしまう」という所から、「溜め込んだ怒りはそのままの筈がない。いつか爆発するに決まってる」という勝手な妄想からの偏見ではと思います。

思い込みだけで、そういうことを書かないでもらいたいですよね。

 

自分自身を観察してみて、自分の中の溜め込んだ「怒り」は、外ではなく内に向かうようです。

その場で怒れなかった自分自身に、怒って後悔して、責めちゃうんですよ。

「自虐」「自傷行為」っていうんですよね、それ。


いけだ笑みさん著「続・基本の『き』目からウロコの西洋占星術入門」という本の中で、

12ハウス火星の項には、

「自分の中の暴力的な側面を隠す傾向。積極性を表に出しにくく、衝動が内向しやすい。

怒りが外に向かわず自傷行為に繋がる傾向」

と書いてあります。

他の占星術の本にも、12ハウス火星は「自分の努力を他者に見せない」とか「熱くなるところを冷静になる」などと、火星のパワーを使いこなせてないところもあるようです。

でも、「自虐傾向がある」とは書いてあっても、、「他者にむやみに傷付ける」などの記述はありません。

なので、勝手な思い込みから書いてるんじゃないかと思います。


同じ12ハウス火星の人にも、どういう傾向があるか、聞いてみたいですね。


自分の場合、12ハウス火星でも、アセンダントに近い位置にあるんです。

とは言え、6度前なので5度前ルールには適用されないという、微妙な位置なんですけれど。

それでも、ホロスコープを見た人には、アセンダントに近いように火星が見えるらしいです。

なので、火星のパワーをもっと表に出すように、と言われたりしちゃうんですよね。


考えてみたら、12ハウス火星というのは、生まれた時に火星が東の空から外に出てる状態、ということですよね。

見えるか見えないかは、昼か夜かで違ってきますが、外に出てるので勢いはあるのかもしれない。

いや、逆に外に出たことで勢いが消されてるのかな。

12ハウスの性質を考えると、後者の方とも思えられます。


12ハウスで天秤座で、パワーが出しにくい傾向がある、私の火星。

「怒り」を感じにくいので、怒るタイミングを逃しがちだけど、決して「怒り」を忘れられてる訳ではないのです。

その「怒り」は、どこにも向えず、自分自身を責めて自虐しちゃうんですね。

火星のエネルギーの発散下手・・・ということでしょう。


そういう人もいると、知ってもらいたいです。


それでは、これにて。