心理カウンセラー 衛藤信之さん は



一人の子の事について語ってくれました。



その子の名は 『しゅんしゅん』 と言い


小学生の年代の彼は小さいながら病と向き合っていました。






そして自分が病で長くいきれない事も悟っていたのでしょう。


皆の前では明るく振る舞っていたそうです。




『僕が泣いたり怖がったりしたら皆を困らせるから』



といって周りに対して気丈に振る舞っていたそうです。




そして彼がおまわりさんになりたいという夢を持っていました。




しかし病気で顔がはれ上がっていくその顔は



一目でこの先の回復を望めるものではありませんでした。



なので家族の人や看護師さんは、姿が映らない様にし


夜になるとカーテンをしたりして、彼の姿が映らない様に


ひっそりと配慮していました。






そんな配慮をしながら過ごしていたある日、



新米看護師さんに彼は、



『鏡を見せてほしい』



看護師さんは何故鏡を見せてはいけないかを知らず


鏡を渡してしまいました。




そのときの彼は特段変わるようすもなく、鏡をみてそして返しました。




その夜彼は親御さんすがりに、



『僕はもう死ぬの?死にたくないよ!』



と泣きながら訴えました。




しかし翌日は普通に振る舞っていて過ごしました。



そして誰が鏡を見せてくれたなどは言う事はなく



いつもどうり明るく振る舞っていました。




しかし病状は悪化し、しゅんしゅんは亡くなりました。





彼は周りの人を悲しませない様に生き



彼は未来自分がどうなるか分かっていても懸命に生きました。






そしてそのエピソードを語って、衛藤さんは言いました。





彼はおまわりさんになりたかった。


彼は大人になりたかった。



大人になって色々なものに向き合いたかった。



そして色々なものを味わいたかった。




何かを成し遂げる喜び


誰かと一緒にすごす楽しみ


相手と意思疎通できないもどかしさ


仕事で自分の思い道理にならない思いや苦さ


生活の貧困や経済不況での中ででの仕事




そういう生きるということすべてを味わう前に他界した しゅんしゅん 。




私達はそんな彼の生きたかった今を生きている。






そんな今を精一杯生きているだろうか。


生きていれば楽しいことや辛いこともある。




だけど不幸の中にも見方を変えれば幸せがある。


逆に幸せの中にも見方を変えれば不幸がある。




生きてる事はそんな奇跡の様な事の積み重ねでてきている。




そうおっしゃってました。





おのころ心平さん



病気になったからこそ見れる景色がある。




それは今まで仕事が大事だったと思っていたが、


病気になり家族の愛に気付いたり




自分の弱みに付け込まれない様に虚勢を張っていた自分が


いかに ”まやかし” だったのかを気付かせてくれたりする。



病気になってまで見せたいと心と体が感じたから引き寄せる。




だから病気が悪なのではなく、


見方を変えるために頂いたプレゼント。





そう一見不幸の中にも幸せが詰まっているのと同じです。





生きるとは酸いも甘いも味わうこと。



それは世間でいうしあわせのイメージだけでは完成しないから


ネガティブと思われることが存在し、気付かせれくれる。




生きるって奇跡




そう静かに熱く語って頂けました。



そして衛藤さんの話が終わり、


里美ねぇやん と おのころ心平さん 、衛藤信之さん との


3人でのディスカッションになるのですが…




そろそろこの連載も次回で終われますかね



という訳で衛藤信之さんとツーショット