色あい箱の岸田です。
『感謝だよ、感謝だよ』というのは
主人の弟が、義母によく言っていた言葉だったそうです。
健康優良児で、よく食べよく寝て
タバコも吸わず、お酒もあまり飲むわけでもなかった義弟が
49歳で突然死という形で逝ってしまいました。
主人にとっては、たった一人の兄弟である義弟はとても娘たちをかわいがってくれて、特に下の娘がよくかまってもらっていました。
お供えに自分のお金で、義弟の好きだった阪急電車グッズや、お菓子をいっぱい買っていってあげたい、いままでそれ以上のことをしてもらっていたから、と娘に言われたときに
『感謝だよ、感謝だよ』という言葉が浮かんできました。
距離があるところに住んでいて、会うのも、年に数える程度でしたが、
会うと、よく気を配ってくれて優しい義弟でした。
私も娘たちも、義弟が心を砕いてくれていたことがずっと胸にあります。
今回お通夜に知らせを受けた皆さんが遠いところからたくさん弔問に訪れてくださいました。
義弟は思っていた通り、まじめに仕事に取り組み、皆さんから慕われていたことを聞かせていただくことができて、私も胸がいっぱいになりました。
人はいつか死んでしまうとわかっていて、
いつ死ぬかわからないし、長く生きることが幸せというわけじゃないというのもよくわかっていても、
まだまだこれからだった、とか、どうして、と思ってしまいました。
義弟には、ありがとうという言葉が尽きませんが、
義母と残された義妹をできる範囲で支えることができたら、と思っています。