空気を読みすぎてしまう人は、
自分でも
「なぜここまで気にしてしまうんだろう」
と感じています。

育った環境が、
空気を読みすぎてしまう原因に
なっていることがあります。


空気を読む人のことを、多くの人は、
・気が利く性格だから
・周囲をよく見ているから
・協調性が高いから
そう解釈します。

また、空気の変化を察知できる自分を、
「大人だ」と思ってきた人もいるかもしれません。

つまり、
空気を読む力は
長所や能力だと
受け取られがちです。

しかし、人間心理学では、
性格ではなく、
多くの場合、
関係が不安定な環境で身についた習慣としています。

両親の関係が不安定だった家庭では、
子どもは無意識に、
・今は大丈夫か
・誰がピリついているか
・自分が出ていい場面か
を感じ取りながら過ごします。


人は次第に、
「先に察知すれば、傷つかずに済む」
「黙っていれば、場は荒れない」
と自分を位置づけます。

その感覚は、
大人になっても残り、
人間関係の中で
常にアンテナを張る状態をつくります。

相手の表情を読む。
声のトーンに反応する。
場の空気が変わる前に身を引く。

それは気配りではありますが、
同時に、
心が休まらない状態でもあります。


だから、
空気を読みすぎる人ほど、
人と一緒にいても
どこか疲れが抜けません。

それは、
神経質だからでも、
弱いからでもありません。

かつて、
そうしないと
安心できない環境に
いたというだけです。
 

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