服が多すぎることは何が悪いかというと

それを管理するのが大変になるから。

 

服をすぐ着られる状態に管理する

スペースや時間、それを維持する習慣。

 

それがあるなら、いくら服があっても

全く困りません。

 

余裕を持ってしまえる容量の収納

服の形状を崩さない十分な数のハンガー、

皺にならずにしまえる服を畳むテクニック

そして、着た後の服の管理。

 

風を通してしまう

洗ってしまう

どちらにしても、服を着た後の

一連の作業が重要。

 

それができなかったのに

服の数だけが増えていった結果、

毎日は、こんな風でした。

 

 

 

当時使っていたビニールの簡易収納ケースの中にぎゅうぎゅう詰めに入っている服は

無理やり引っ張り出すと

どこかいびつに皺ができています。

 

「こんなの着られない!」

と、別の服を出してもどれも同じこと。

 

「昨日と同じ服は着ていけない」

という思い込みのある私は、

収納ケースから服を出すのをあきらめて、

 

椅子の背にかかっている服の山から

2,3日前に着たと思われる服を

引っ張り出し、それを着ます。

その方がまだ、皺がましだったから。

 

その結果、どんなことになっていたかというと...

 

会社に行けば、更衣室は服の見せあいっこのような場所。

お互いに来ている服を「かわいい」と褒めあいっこする。

ほめられるような服を着ていない私は、

慌てて制服に着替えて職場へ。

 

毎朝、6時40分台の京王八王子駅発の電車に乗るのに

6時ちょっと前に起きて

朝ごはんを食べて家を飛び出してきているので、

 

化粧は適当、または、ノーメイク。

会社のロッカー前で慌てて化粧をする。

髪の毛も適当。

どうにかはねてはいない程度。

時々、はねを直す間もなく家をでて、

会社のトイレで必死に濡らして直す状態。

 

ついでに書いてしまうなら...

 

最初に配属された総務部経理課は

話声も笑い声もなく

引出の開け閉めの音や

ペンを床に落とせば

フロア中にそれが響くほど静か。

 

数字を間違えてはいけない緊張感で

ピンと空気が張り詰めた職場でした。

 

そんなところにアバウトな私がいたのだから

バセドウが悪化したのも当たり前のことだったのかも。笑

 

 

片付けられない女だった私は

負のループに陥っていました。

 

もし、服を選ぶ基本がわかっていて

服の量が適正で片付けの習慣ができていたら、

 

身支度に余計な時間がかからないから、

短時間でもきちんと身支度できていただろうし、

気持ちに余裕があったと思います。

そして、見かけで判断されて

「だらしない」というレッテルは張られなかっただろうから

もっと気楽に毎日過ごせていたと思います。

 

片付けができないのは、服だけにとどまらず、

書類や文房具、机の上や引出も

片づけられていないというのは、一緒。

 

だから、効率とは程遠く探し物ばかり。

その結果、毎日あたふた。

みかけもだらしない印象だから

そんな私を毎日、目の前にしていたら、

気の強い同期も、そりゃ、見下したくもなるわね。

 

初めての社内旅行で(これも今は死語か...)、

寝ていた私に彼女が一言。

「ともって、寝てる姿までだらしないのね」

 

ハイ。気を抜いた状態ですから

より一層だらしないです。

心の中で「放っておいてくれ」と思いつつ、

決して嫌な顔をしない

良い子を演じていた私。

 

あの頃、本当に変だった。

 

ダメダメOLの私は、仕事もミスばかり。

印象もだらしなく、人間関係もうまくいかず

バセドウ病の悪化で手は震え、お茶出しをしただけで

髪から洗髪後のように汗のしずくがたれるような

誰が見ても異常な状態でした。

 

毎日の緊張感が半端なく、

転がり落ちていく自分を停めることもできず...

 

それでも入ったばかりの会社を辞めるという選択は

頭のどこにもありませんでした。

 

昭和の親に育てられた私は、

「石の上にも三年」を叩きこまれていたから、

ただ、ただ、がんばらなくちゃ...それ一択でした。

 

そして、家から1時間以上かけて

毎日会社に通う、父や姉が目の前にいた上、

生活習慣も自立をしていなかったので

「実家を出て会社の近くに住む」という選択肢は

頭に浮かびもしなかったです。

 

負のループを抜け出したいのに抜け出せずに

ただただもがく毎日。

 

こんな昭和の話。

今の若い人には想像もつかないだろうな。

いや、もしかしたら、同じようにもがいている人もいるかもしれない。

 

片付けって、全てに通じています。

「性格がだらしないから、片づけられない」

という思い込みが確信に変わった私は、

「性格さえ直せば、片付けられうようになる」

だから、性格を直そう、直そう...そればかり。

 

そして、理想の自分になろうとして

毎日毎日、自分にダメ出しして、

ムリに笑って...本当に悲惨でした。

 

でも、結局、理想の自分にはなれなくて

自分へのダメ出しだけが習慣になりました。

 

そんな、自己肯定感が低かった、かつての私に教えてあげたいです。

 

「片づけられないのは、性格のせいではないよ。

『片付け方を知らない』のと『片づける習慣がない』せい」

だと。

 

片づけられない...ただそれだけのことで

自信のなさに繋がり、

人間関係もうまくいかなかったんだよ...と。

 

もし、当時の私のように自分にダメ出しをして

人生を損している人がいたら、

「あなたはダメじゃない!」

と、言ってあげたいです。

もし、あなたのそばにかつての私のような人がいたら、

教えてあげてほしいです。

 

「片付け方を知る」「片付けを習慣にする」

 

たった、それだけで人生の負のループから

抜け出せるのですから。

 

それでは、長くなったのでこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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