少し前、毒親って言葉をよく聞きましたね。
親という立場の方は、多かれ少なかれ「そうかもしれない」と感じていらっしゃるのかもしれないと思います。
私に子供が授かっていたら間違いなくそうだったろうなぁと思います。
ご自身の感情をぐっと堪えても子供にはバレバレです。
自分が子供だった時、親が「なんでもない!」という言葉に「そうかぁ、なんでもないんだ~」って思いましたか?
“お母さんは、機嫌が悪いんだ”とか“困っているんだ”とか感じたと思います。
子供は自分が中心ですから、“わたしのせいなんだ”と思いがちです。
話は少しそれますが、お腹の赤ちゃんには特にツーツーです。胎盤を通して感情に関係する物質が流れ込むからです。
では、どうしたら良いでしょうか?
そのヒントは母との会話の中にありました。
我が母は私が教えたこともあり、インナーチャイルドという概念を知っています。
私が由井寅子先生の相談会で持ち上がったことで「私は予防接種、打った?」他、いろいろ聞いた時にどんどん不機嫌になった時期がありました。「どうせ、私の育て方が悪かったんだろう、私の悪口を言っているんだろう!」という母の心の叫びのような感じでした。
ある日、父が死んだ頃の話をしました。
「おばあちゃんから、“あんた(私)がお父さんを殺したんだよ”って言われて辛かったんだよ」と言いました。
母はびっくりして「おばあちゃんの一言が原因なのに!」と言いました。
そして父の友人から、自分(母)のせいで短命だったみたいなことを言われたと話してくれました。
その頃の話を口にしたのは初めてでしたが、誰を責めることなく、それぞれが話をしました。
その会話の中で「私の魂がそれを(体験)したかったのかなぁと思ったりするの。ただ、お父さんやお母さんはその場面を作ることをしてくれたんじゃないかと…。」と言った時に、母は「あんたの人生、大変やねぇ!」と言いました。
母が自分を責めていたことから少し許されたかなぁと思った出来事でした。
その体験をしてから、“プロジェクト”という言葉が響きました。
親子で、夫婦で、愛に戻る、体験するプロジェクトをしている。
みんな愛に帰りたくて、いろんなことをしているのではないかと。
大したことではなかったら、取り組まない、スルーしてしまうので、手を替え品を替え辛いことをきっかけに愛に戻れるように…。
そう考えると「不幸は幸いです」という意味が少しわかったような気がします。
つまり、自分の人生での辛さは“愛に戻るため”にあるのではということです。
そして、辛さからインチャ癒しをして愛に戻れるのです。
そして、誰のことも責めなくて良いのです。
そして、辛いことを辛いって、嫌だって言って良いのです。
表現することが誰かを責めることとイコールだった時には気づけないことでした。