去年の夏、引っ越してすぐのこと。
茄子のカポナータを作ろうと思って、愛するバーミキュラを出したとき、うっかりと手が滑って、床にハンドルを当ててしまった。
そしたら…「ぇつ」、っていうくらい、簡単にハンドルが割れてしまった…。
確かにキッチンの床はタイルだけれども…。
鋳物で鋳造された鍋のハンドルが、ここまで簡単に割れようとは。
びっくりはしたけど、鍋としては使えるので、そのまま調理を敢行。

が、気になるので調べたら、鋳物の鍋が割れるというのは、すごーく熱い状態から急冷した場合とか、そういう特殊な状況で起きるらしく…。
常温でタイルにぶつけただけで割れる、っていうのはたぶんレアケースなんだな、と思ったです。
まあ、使えないわけではないので、そのままにしていたんだけども…。
ふと「バーミキュラには『かけかえ』っていうリペアサービスがあったよな」と思い出して、ダメ元で問い合わせてみたんでした。
というのも、この時点で11月に日本へ帰国するのが決まってたから。
あわよくば、帰国時に鍋を持ち込んで、直してもらえないかな、と思ったわけです。
メールで問い合わせてみた結果、「かけかえ」は、文字通り「鍋のエナメルをかけかえる」リペアで、本体のリペアはしていない、とのこと。
うーん、まあそうだよねー。
半分くらいわかってはいたんだけどさーーーー。
でも、わたしの鍋の履歴を調べてくれたカスタマーサービスの担当者さん・Sさんは、「納品までに半年お待ちになって、名前を入れた製品をお使いいただいていることをふまえて、特別に有償でリペアをお引き受けします」と言ってくださった。
今は製造の体制が整ったのか、納品まで半年を待つことはないのだけど(一ヶ月かからないこともあるみたい)…。
わたしがバーミキュラをオーダーした当時は、冬に頼んだものが夏に届く…っていう感じだったのです。
そして、わたしはこのバーミキュラを、友だちたちのドネーションによる「誕生日プレゼント」として受け取っていたので、名入れをしたのです。
「INAWARATEI」と名前を入れて、一生ずっと可愛がるつもりで買ったんでした。
この「特別な有償リペア」。
要は名前が入っている蓋はそのまま、ハンドルがかけた本体を差し替えてくださる…というもの。
そして、日本に帰国するときに実物を送ってもらい、実物を見てから、どのくらいの期間がかかるか判断する。
と。
…ということで、わたしは帰国時(バンコクに行く前に数時間のトランジットがあったので、一時的に入国したのです)に鍋を指定先まで送り、自分の滞在中に受け取れるかどうかを判断していただいたんでした。
わたしは引っ越しに備えて、鍋のオリジナルの箱や梱包材一式をとっておいたので、そこは楽でした。
結果…。
リペア済みのお鍋を滞在中に受け取れそう、ということがわかり、わたしはわがままを言って成田空港へ送ってもらいました。
すごいよね、成田空港で鋳物の鍋を受け取ってチェックインするってwww
しかも、同じ時期に買ったステンレスのダッチオーブンもあって…。
もう、どんだけ鍋を持って帰るんだっていうwwwww
しょうがないでしょ、プロなのよ!!!!!
そして、無事に帰国したのがこの「いなわらちゃん」。

はい、かけかえしてもらって中もキレーーーーーイ。
ハンドルもちゃーんと直ってます!!!!

ああ、君で蒸し煮した野菜は最高に美味しいんだ…!!!
とにかくもう…甘くて…!!!!
そうなんだよ、君がいてくれんと…!!!!!
戻ってきてくれてありがとう…!!!!!!!
カスタマーサービスのSさん、本当にありがとう…!!!!!!!
うちの子、まだ戦えます!!!!イケイケです!
この件はブログに書いてOKと、カスタマーサービスのSさんから許可をいただいてます。
が、ひとつ注意してほしいのは「必ずしもこのようなサービスを提供できるわけではない」ということ。
わたしの場合はかなり特殊なケースとしてご記憶ください。
最近はついにアメリカにも進出したバーミキュラの、素晴らしくも美しきカスタマーサービス…というお話です。
↑途中からシマンズ