「タイで病院に行ってきたんですよ」

…っていうと、みなさん「ぇぇつ、どこか悪いの??」って訊いてくださるんだけど…。
なんのこたーないです、オイルマッサージ受けてきただけですwwwww

でもね、ただの病院じゃないよ。

アバイブーベ病院っていう、ラマ5世(あの「王様と私」のシャム王のモデルと言われる国王様)のゆかりの、由緒正しーーーーーーーい、伝統医療を今もやっている病院ですからね。
 


この、昔を可能な限り残した、優雅な建物がアバイブーベ病院のシンボル。
黄色は王室の色です。

バンコクからは、車で3時間。
かなーりローカル…っていうか、クソ田舎にあります。

 


ちゃんと病院だから、マッサージの受付時には血圧を測り、ドクターの問診がある(ドクターは英語OK)。
ドクターが許可しないと、マッサージですら受けられない仕組みなのです。

別棟では、ハーブをたっぷりと用いた伝統医療が、今も粛々と行われてるそうな。

あの黄色い建物の2階は医療博物館にもなってて、伝統医療に使った薬草とか道具とかが見られるのもまた面白い。

 


1階にはこんな薬草棚のある薬局があって、ここでは相談すると(タイ語だけど)、伝統医療そのままの薬草薬を処方してもらえるんだそう。

 


別棟では治療でも使っているハーブをたんまりと売ってる売店もある!
ね、やっぱり玉子は常温で売ってるでしょwwww

 


パクチー・ラオ(ディル)、ひまわりの芽、アンチャン(バタフライ・ピーの花)、ホーリーバジル、スープ用のハーブセットなどなどなど。
珍しい白いターメリックなんかもありました。

 


ここの同じ敷地内には、モダンでキレイな建物のデイスパもあって、この日のお昼はスパ併設の伝統食がいただけるというレストランへ!!!

 


モダンでキレイな、都会のホテルのスパと何ら変わらない建物だけど、タイ式ですんで、入り口で靴を脱いで、裸足でペタペタペタwwww

高い天井いっぱいにしつらえた棚には、タイの美術品が飾られてて、しっとりと落ち着いた雰囲気。

 


ここを裸足でペタペタペタと通り過ぎて、向かいますはレストラン。

茶色いガラスのドアを押し開けると……。

そこは、事務所と調理場。

カウンターの向こうでは、おばちゃんたちがせっせと料理してるのが丸見え。
カウンターの前では、お会計を合わせてるお姉さんがせっせと計算中。


一瞬、本気でどこに来たのかわからなくなるけど、ここはもうレストランの中。
食堂には、カウンターの前をサクサク通り過ぎて、ちょっと階段を下って入るんでしたwww

いやこれ、ガイドさんいなかったら「すみません!」ってドア閉めてるレベルだしwwwww
控室かなんかに間違えて来ちゃったのかって思うくらい、すんげえ生活感だったwwww


食堂の方は、エアコンも効いてるし、外に植わってる植物の葉陰も気持ちいいし、何やら芳しいハーブの香りもするし…。

すごーーーーく落ち着く空間。

ここで食事した人がたいていの場合「アバイブーベの商品は買えるのに、なんでこのレストランがバンコクにないんだ!」…って、思うくらい、美味しいんだそう。

ではでは〜〜〜〜〜。
ガイドさんのおすすめに従って、頼んでみました!!!

 


こちらは、ハーブのフローズンドリンク
甘いのダメなので、と言ったら「甘くしないで」と頼んでもらえました。

グリーンの香りが気持ちよく、食事にもよく合ってたです。
あ、ここって病院のレストランなんで、当然、アルコールがないんですわwww

 


こちらは、今はもうタイでもめったに見ない「昔のお料理」なんだそう。
それをこのレストランが再現したもので、キャンペーン中でした。

名前は失念wwww
豚肉の薄切りの汁なしカレーのような感じで、カルダモン、シナモン…そして見た目通り、ターメリックがこれでもかと効いてます

そのせいか、お肉メニューなのに食べ口が軽く、胃もスッキリ。

添えてあるごはんは「ライスベリー」、タイの紫米。
この色はたぶん、ポリフェノール。

近年、タイでも健康食品として注目されてて、栄養豊富で抗酸化作用があるそう。
タイではスイーツに使ったりもします。

奥にひっそり写ってるのは、これも「昔のデザート」
20代前半のガイドさんは、うんと小さなころに食べたことがある、と。

お祝いごとのときに作るお菓子で、デンプン系の粉とかぼちゃのマッシュを練り合わせたもの
食感はペタッとした感じで、温かい状態で食べるせいか、妙な心地よさが。

甘いものは嫌いだけど、自然な甘さなので、デザートでちょっといただくにはとてもよかった。
これは、さっきの「昔のお料理」との「昔ごはん」セット

 

 

こちらは、レモングラスと一緒に炒めた豚肉を、ライスベリーのビーフンの上に生野菜(人参、きゅうり、ネギなど)とともにのせ、レタスでくるんでいただくもの。

ソースはシンプルに、ナンプラー、チリ、ピーナッツ、砂糖少し、マナーオ(ライム)。
さっぱりしてて、パクパクいけちゃいます。

自宅で再現してみたけど、これは結構、いいよ!
 


ガイドさんが選んでくれたもう一品が、こちら。
これは名前がわかるwwwww

センヤイ・ラートナー・ムーサップ・パック・ルアムミット。
豚の挽肉入り、色々お野菜たっぷりのあんかけ麺です。

あんかけの下に太い米麺が入ってて、その下には更にレタスがしいてある…というレイヤーフード
白い粉みたいなのは、白胡椒です。

はっきり言って、見た目は地味。
地味だけど、これが!!!!!!

あんの具合、お野菜の歯ごたえ、麺のモチモチ、レタスのシャクシャク…。
構成されてるもの全てがとろみで一体化して口を幸せにしてくれる、素晴らしいお味でした…。

 


で、こちら。
これも名前がわかるよ!

ゲーン・クア・サッパロット・ガイ。
ゲーン・クアっていうのは、スパイスをほぼ入れない、レッドカレー(ゲーン・ペッ)の原型みたいなやつで、ココナツミルク仕立て。

つぶつぶの赤い唐辛子が辛そうだけど、意外や意外、生のパイナップルがいい感じに辛さを抑えてくれるので、ピリ辛程度

チキンは胸肉でしたが、これもパイナップルのパパイン酵素(タンパク質分解酵素)のおかげか、やわらかしっとり!
ごはんと一緒でもいいけど、味付けがはんなりとしてるんで、スープとして飲んじゃってもぜんぜん、いける

これも自宅で再現してみたけど、なかなか。

その昔、日本でパイン缶を使った「パイナップル入りタイ料理」にあたって以来、パイナップルを使った料理はどうも抵抗があったんだけど…。

今回のタイ行きで開眼したわ。
ただし、生を使ってないとダメだけどねwww


どれもハーブたっぷり、味付けはんなり、調理はシンプル。
食べ飽きない味で、まさに病院のレストラン。

なんだか、これはわたしが目指してるもののような気がして…。
最後までしつっこーーーーーーく、お皿をさらってましたwwwww

もちろん、これだけの量の生ハーブをとってますもん、食べた後もお腹が軽く、全てのメニューにお肉が入っていたとは思えないほど。

確かに

「バンコクにきてくれえぇえええええぇええ!!!」
ってなるわ、こりゃ。

もう、マジでたのむよぉおおぉお、アバイブーベさあぁああぁあああぁん!!!!!!!!!


あ、ちな、アバイブーベのマッサージは絶対に要予約です。
一週間前には埋まっちゃうそうなんで、早めが吉。

レストランは、昼の混雑時はどうかわからないけど、わたしたちが行った1時過ぎは、問題なく座れました。

 

 

<つづく>