4月から年中組になった息子。

昨日は、昨年度から通っているスポーツ教室の、今年度最初のクラスだった。

昨年度は、年中と年少が一緒のクラスで、息子は唯一の年少さん。

年中さんに交じりながら、年中さんに負けじと縄跳びや跳び箱に取り組み、どんどんいろんなことができるようになって、息子も楽しそうだった。

年度終わりには、継続することを息子自らが決めていた。

 

そんな息子に、前日、「明日からスポーツクラブが始まるね」と声を掛けると、

「…行きたくなーい」と。



 

環境の変化に、ちょっとナーバスになりやすい息子。

進級して、今まで一緒だった年中さんが年長クラスになるため年中・年少クラスでは息子1人になること、そして、昨年度お世話になった先生が退職されたため新しい先生になること、そんな新しい環境を恐れてのことだと、私は気づいていた。

 

昨日になっても、「行きたくなーい」と言う息子に、私は、「そっかー、行きたくないのかー」と受け止めつつも、「行かなくていいよ」とは言わなかった

息子の気持ちに寄り添うのなら、「行かなくていいよ」と言うのが正解だったのかもしれない。

でも、ここで、「行かなくていいよ」と息子の気持ちを優先したら、これから先もずっと、新しい環境には恐れて取り組もうとしない子になるのではないかと思ったから。

だから息子に、怖いからやらないんじゃなくて、まずは「経験して」みて欲しかった

結局は、息子が新しい環境に入っていけない子になるんじゃないかって、恐れていたんだけど…

 

刻々と出発の時間が迫る中、何度も何度も声を掛けても中々体操服に着替えない息子にイライラし、服を剥ぐように無理やり着替えさせ、「嫌だー!嫌だー!」と泣き叫ぶ息子を、ついには怒鳴りつけてしまった。

「初めての先生なんだから、怖いのはしょうがないの!緊張するのもしょうがないの!続けるって自分で決めたんだから、行くんだよー!!」

鬼のような形相だったと思う。



 

あぁー、怒鳴っちゃったよ。

「経験して欲しい」とか言いつつ、

いつまでもイヤイヤしている息子にイライラしてるだけじゃん。

決めたことを守れない息子が許せないだけじゃん。

結局、私が誰よりも「決めたことを守るべき」に縛られてるんじゃん。

月謝払ってんだからもったいないし!ってお金も気になってたからじゃん。

そんな風に思って、罪悪感がドドドドドーーーッと押し寄せた

 

だけどやっぱり、「行かなくていいよ」とは、言えなかった。

漠然とだけど、「行ってみれば、息子はきっと大丈夫!」そんな風に大丈夫な息子を信じる気持ちもあった

結局、抱っこして息子をなだめながら車に乗せ、それでも泣いている息子に「新しい先生、どんな先生なのか怖いよねー。新しい先生がどんな先生なのか、緊張するよねー。」と話しながら向かった。

 

はじめは、無言で先生の声掛けに応じなかった息子だったけど、先生の優しい声掛けやロケット(高い高いのように、何度も持ち上げてくれた!)、得意の縄跳びをきっかけに、だんだんと息子にも笑顔が見られるようになり、先生に続いて「こんにちは!」、「よろしくお願いします!」と元気に挨拶する息子を見ていたら、なんだか涙が出そうになった。

勿論、怖さがありつつも頑張っている息子の姿に、感激したのもあった。

だけど、結果良好だったことで、無理やり連れてきた罪悪感が消えるような、「やっぱり、これで良かったんだ」と言うような、そんな安心感もあったのかもしれない。

 

その後も、先生と1対1でニコニコと縄跳びや側転、逆立ちなどでたくさん運動した息子。

クラブが終わって感想を聞くと、「楽しかった!」と、笑顔で答えてくれた。

そんな息子を抱きしめて、「頑張ったねー」「楽しくて良かったねー」と、いっぱいいっぱいギューッとした。

「怖さに勝って運動できたから、きっと、10倍パワーアップしたね!」私がそう言うと、「10倍じゃなくて1000倍だよ!」そう返した息子は、何だかたくましく見えた。

 

無理やりだったかもしれないけれど、まずは、「経験してみる」。

もし、経験してダメだったのなら、その時はその時で、しっかり受け止めてあげたい。

それを学んで、伝えていきたいと思う母心です。

 

でも、今回は、ちょっとやりすぎたな…

今度はもっと、優しく対応できるといいな…

 

 

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