20年弱前に六本木の瀬里奈で隣のテーブルが小林桂樹さんだった。

私は舅、姑、夫と食事中で、チラチラ見たら悪いので、桂樹さんが帰られてから『小林桂樹さんが今隣にいらっしゃいましたね』と話すと三人は気がつかなかったようで、
姑が『え!Keithyさんたらどうして言ってくれないの。わたくし、小林桂樹好きなのに』……

そんな事言われましても…お好きなの知らないし…
そして立派な山の手マダムがそんなミーハーな。
私はミーハーだけどね。
もう姑は自分の気持ちでいえないことはなにもない。特に私には。
それが辛かったり驚いたりすることも多かったが、今は、なんて正直な人だったのだろうという
思いに変った。

まさか小林桂樹が好きだとは。
もしかして、昔、共演でもしたことがありご挨拶したかったのかしら。

テレビで拝見する通りの品の良い穏やかそうな紳士でした。
天国に旅立たれましたね。