心理カウンセラー・公認心理師の栗林あや(いがぐりこ)です。


「なんでもいいよ」

20代の頃、私、この言葉をずっと使っていました。


ランチどこ行く? なんでもいいよ。


何食べたい? なんでもいいよ。


どっちがいい? どっちでもいいよ。


気を遣っているつもりでした。

 

相手に合わせるのが優しさだと思っていたのです。


でもこの「なんでもいいよ」が、

 

実はけっこうな壁だったんだなぁって、今になって思います。



会社員だった頃の話です。

私は職場で、できるだけニコニコしていました。

 

嫌われるのが怖かったから、誰にでも丁寧に接しているつもりだった。


ランチに誘われたら行く。

 

話を振られたら合わせる。


でも、自分からは誘わない。

 

自分の話もほとんどしない。

 

 


「こんなこと聞いたら失礼かな」って、

 

相手のプライベートにも踏み込まない。

全部、「配慮」のつもりだったのです。

 



あるとき、仲が良いと思っていた同僚が、

 

別のグループとばかりランチに行くようになりました。


「あれ?」とは思ったけど

 

でも、理由を聞く勇気なんてありませんでした。

そのうち、私だけ声がかからなくなっていったのです。



「私がつまらないから、人が離れていくんだ」って、

 

当時の私はそう思い込んでいました。

ずっとそう思ってました。何年も。



でも今ならわかるきがします。

 

あれは「つまらないから」じゃなかった。


あの同僚はきっと、

 

最初は私と仲良くなりたいと思ってくれていたのだと思います。

 

だから話を振ってくれたし、ランチにも誘ってくれていた。


でも私が返すのは、

 

いつも「そうだよね」とか「わかる」っていう当たり障りのない返事ばかり。

 

本音は見せない。

 

プライベートなことも聞かないし、言わない。



相手からしたら、「この人、私に興味がないんだな」だったのかもしれません。

「私ばかり頑張ってる」って、思ったのかもしれません。



私は壁を作っているつもりなんてありませんでした。

 

嫌われないようにしていただけ。

でもその「嫌われないように」が、そのまま壁になっていたかもしれないのです。



私がおとなしいから、人が離れるんじゃない。


おとなしく、無難にふるまおうとして、相手が近づけなくなっていたのです。




じゃあ何を変えたらいいのか。

私がやってみたのは、すごく小さなことです。

「なんでもいいよ」を、やめてみました。


「私は、今日パスタがいいなぁ。あなたはどう?」

 

相手にすべてを委ねるのをやめて、自分を見せるようにしました。


・・・と、言っても、大袈裟なことじゃなくて、たったこれだけ。



でもこの小さな一言が、

 

相手にとっては「この人、心を開いてくれてる」っていう安心感になるのかもしれません。



週に1回でいいです。

 

「私はこっちがいいな」「あなたはどう?」を言ってみるといいです。


小さな本音を1つ見せるだけで、

 

相手との距離って変わっていくんだなぁ…と、最近思うのです。


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この話、YouTubeでもうちょっと詳しくお話ししています。

 

よかったら見てみてくださいね。
 

▼「つまらない人」だからじゃない。なぜか人が離れていく意外な原因

 

 

 

栗林あや(いがぐりこ)でした!

 

 

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