心理カウンセラー・公認心理師の
栗林あや(いがぐりこ)です。
SNSを開くと、同年代の人が楽しそうにしている。
職場では、後輩がどんどん評価されていく。
友人は、親と仲良く旅行に行ったりしている。
そういうのを見るたびに、
「いいな」「私はダメだな」
「なんで私はうまくいかないんだろう」と思ってしまう。
・・・思い当たること、ありませんか?
で、「比べても仕方ないよね」「比べないようにしよう」って自分に言い聞かせる。
でも、やっぱり比べちゃうんだよね。
そして、そんな自分がまた嫌になる。
実は私も、この繰り返しで苦しんでいた時期がありました。
カウンセラーとして活動を始めた頃。
今から13年くらい前のことです。
カウンセリングスクールの同期には、才能のある人がたくさんいました。
発信がうまい人、集客ができる人、話が上手な人。
すでにカウンセリングを仕事にしている人もいました。
占いなどの別のスキルを持っている人もいました。
その人たちと自分を比べて、「私には大した魅力も特徴もないなぁ…」って、落ち込んでいました。
その時、私がやったのは、「比べても仕方ない」「私は私」って、言い聞かせようとしました。
でも、全然効かなかったんですよね。
むしろ、「比べないようにしなきゃ」って思うたびに、余計に同期のことが気になっちゃう。
SNSを開いて、同期の投稿をチェックしてしまう。
で、夜に布団に入ってから「また比べちゃった…」って落ち込む日が続きました。
この悪循環から抜け出せたのは、「比べないようにする」をやめたときでした。
きっかけは、姑が畑で採ってきたジャンボピーマンを見たとき(笑)
テレビのリモコンくらいの大きさで、見た瞬間
「デカっ!![]()
![]()
」
と思ったのです。
そのとき気づきました。
私が「デカっ!」っと思ったのは、
「ピーマンって普通はこのくらいのサイズだよね」
という「基準」が頭にあるからなんだ、ってこと。

これ、人間関係でも同じです。
誰かを見た瞬間、自分の中にある基準と比べて「あの人はすごい」「私は劣っている」と判断してしまう。
それは一瞬で起きること。
「比較」は、人間に備わった機能なのです。
なくすことはできません。
なくせないものを「なくさなきゃ」と思っていたから、
苦しさが二重になっていたのです。
そう気づいてから、同期のSNSを見ても前ほど苦しくなくなりました。
「比較」自体は消えないけど、自分を責める回数が減ったんです。
だから、比べてしまったときは「あ、比べてるな」と気づくだけにしてみてください。
「ダメだ」とか「やめなきゃ」は付けない。
評価も、コントロールもしない。
ただ気づく。
比べていいんですよ。比べて普通。
大事なのは、比較が起きたときに自分を責めないこと。
それだけで、だいぶ楽になりますよ。
今日の話は、YouTubeでも話しています。
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