心理カウンセラー・公認心理師の栗林あや(いがぐりこ)です。

 


今日は、ちょっと恥ずかしいけど、私の「老け」にまつわるセルフイメージの話です。


私は1980年生まれで、今年45歳になりました。

 

この歳になると、外見の変化って、どうしても気になりますよね。


正直なところ、自分の変化が、どうしても許せないときがあるのです。

体重も増えたし、肌のハリもなくなってきた。

生理の周期も変わってきたし、時々、白髪も見つかる。


30代の頃に愛用してたアラサー向けのコンサバ服が、なんかもう似合わなくなってきて…

 

鏡を見るたび、地味に落ち込みます。


「どうせ私は老けてて、みっともない」

そんなセルフイメージが、いつのまにか、心のど真ん中に座っているのです。。。。

 



で、不思議なことに、そう思っていると、

 

ほんとに「やっぱり私は、老けててみっともない!」って証拠ばっかりが目につくようになるのです。



たとえば、ショーウィンドウに映った自分の姿が妙にババくさく見えたり。

トイレの鏡で白髪を発見したり。


化粧品屋さんのカウンターで、頼んでもないのに「たるみケアにおすすめです!」なんて言われて、心がザワついたり。



追い討ちをかけたのは、久しぶりに会った友人から「ぐりちゃん、なんか雰囲気変わったね?」って言われたこと。

本当は褒めてくれてるのかもしれないのに、「あっ、やっぱり老けたってことか…」って勝手に解釈してショックを受けてしまう。


これって、自分の中の「どうせ私は老けててみっともない」という思い込みが、現実を勝手に加工してるんだよね。



もし私の中に「私は今も素敵で魅力的♪」っていうセルフイメージがあったら、同じ言葉もまったく違って聞こえるはずです。


友人の「ぐりちゃん、なんか雰囲気変わったね?」って言葉も、「でしょ!最近髪型変えたんだ〜♪」って笑って返せたかもしれない。

なのに私は「ほ〜ら、やっぱり私は老けてるって言われた…」って、勝手に自分を傷つけちゃう。


でも、これって別に「引き寄せ」とかの話ではなくて、自分が信じてるイメージに沿った情報だけを拾ってるってことなんです。

いわば、無自覚の「証拠集め」です。




で、ここからが今日の本題なんですが。


じゃあなんで私は「老けててみっともない」なんてイメージを持つようになったのかって考えたとき、思い出したんです。


子供の頃、テレビで昔のアイドルが久しぶりに登場すると、母が「あらぁ、この人老けたわね〜」って何気なく言ってたこと。


さらに衝撃だったのは、私が小学生の頃に、再ブームになってた昭和のアイドル 天地真理さんが、「いじられキャラ」としてバラエティ番組に登場していたことです。


当時のバラエティ番組では、中年になった彼女の体型や服装を、笑いのネタにしていて、

「若い頃はあんなに可愛かったのに、今では…」って扱いで、みんなが馬鹿にして笑う・・・

 

そんな企画がたびたび放送されていました。


今なら炎上レベルのひどい内容だけど、当時は、それがテレビ番組として成立していたんですよね。


それを見た子供の私は「年をとることや体型が変わることって、笑われたり、バカにされることなんだ・・・怖い・・・ガーンと思ってしまった。


それ以来、歳をとることが「恥ずかしいこと」「みっともないこと」みたいに、私の中に刷り込まれてしまったのかもしれません。



でも、今ならわかるんです。

あれはテレビの演出だったし、母も悪気があったわけじゃない。
 

 

だけど、子どもだった私は、そのまま受け止めてしまって、

気づかないうちに「老けることへの恐怖」と「みっともない自分を見られたくない」って気持ちを抱えるようになっていたんだと思います。


そして今、自分が当時の天地真理さんと同じくらいの年齢になって、あの頃の「笑われる…」という怖い感覚が、ムクッと顔を出してきているのかもしれません。


そう考えると、今の私が、自分の外見に過剰に反応してしまうのも、ただの「古傷」なんですよね。



さてさて。

 

今日は、京都で、カウンセラー養成講座「コバ&ぐりマスターコース」の初日でした!

 

 





この講座では、自分自身の思い込みやセルフイメージに気づくところからスタートします。

 

第一日目の今日は、私が講師の担当の日。


自分のことを「私は老けててみっともない」って決めつけてると、どんなふうに現実をゆがめて見てしまうのか。

そんな「問題の根っこ」を一緒に掘っていくのが、今日のテーマでした。
 


 

 


参加者のみなさんも、自分の「どうせ私は〜」という思い込みを見つけました。

 

これから、その思い込みがいつ、どこで、どんなきっかけで植え付けられたのかを丁寧にたどっていく。

 

それがカウンセリングの第一歩です。

 


誰かに何気なく言われたひとことだったり、昔の自分の思い込みだったり。

今となっては「もう手放してもいい」って思えることもあるかもしれませんね。

 



明日はコバさんのパートです。

実際のカウンセリングの流れや、人の話をどう聴いていくかという実践的な内容です。

私も自分の「老けててみっともない問題」に、ひとつひとつ向き合いながら、受講生のみなさんと一緒に、心を見つめる時間をすごしていきます。

 

 

明日も頑張ります!おねがい

 

 

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