心理カウンセラー・公認心理師の栗林あや(いがぐりこ)です。

 

先日、姑が「これ、あやが好きなペンギンさんでしょう?」って言いながら、

 

セブンイレブンで「オレンジページ」を買ってきてくれました。
 

 

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今月号の付録は、『Suicaのペンギンのたっぷりショルダーバッグ』

 

厚手のしっかりした生地で、アウトドアや運動会のときに荷物をポイポイ入れられそう。


カーキ色にSuicaのペンギンと子ペンギンがハートを持っているデザインがすごく可愛くて、見た瞬間、思わずにやけてしまいました。

 

 

 

なんだかね、妙に嬉しかったのです。


こういう「あなたが好きそうだから」って思ってもらえること、私、子供の頃から、あまり経験してこなかったなぁって。

 

 

もちろん大人になった今、私が子どもたちに、そうすることはよくあります。
 

仕事で街に出た時に、娘の好きなキャラクターを見つけると、つい買って帰る。


「きっと喜ぶだろうな」って思いながら選ぶのも好きで、これまで自然にやってきました。

 

 

でも、自分の子供の頃を思い出しても、私が『してもらう側』になることって、ほとんどなかったんですよね。

 

いつも母は精神的にいっぱいいっぱいで、障害の影響もあったのか、

 

「子供(私)の気持ちを考える」って、そこまでの心のゆとりがなかったのかもしれません。お金もなかったしね。

 


だから姑が「これ、あやが好きなペンギンさんでしょう?」ってオレンジページを買ってきてくれた時、

 

「あ・・・うれしいなぁ・・・」って

 

余計に、胸がじんわりして、ちょっと泣きそうになりました。

 

「普通の親って、こういう感じなのかな。」って思いました。

 

 

嬉しかったのは、バッグそのものよりも、「自分のことを思い出してくれた」っていう気持ちが伝わってきたからだと思います。


「こういうふうに、子どものことを思うのかもしれないな」って。

 

 

子どもの好きなものを覚えていて、見かけたら自然に手に取る。
 

そういう「さりげない優しさ」を、私はどこかで、ずっと羨ましく思っていたのかもしれません。

 

羨ましかったけど、でも、それは私には手に入らないものだった。

 

だから、いつの間にか諦めた。

 

 

 

でも、同時にこんなことも思いました。


「記憶にはないけれど、嬉しいって感じた」ってことは、
きっと私も昔、母にもそうしてもらったことがあったのかもしれないな

 

って。

 

 

人は「自分にないものは見えない」から。

 

覚えていなくても、心や身体のどこかが、その感覚が残っているから、

 

あの時と同じような優しさに触れたときに、自然と「嬉しい」って気持ちが湧いてくるのかもしれません。

 

 

そう思ったら、なんだか少し泣きそうになりました。


「なかった」と思っていた優しさも、もしかしたら見えないだけでちゃんとあったのかもしれない。
 

そう思えたことで、私の心の中の小さな子供が、ちょっとだけ安心したような気がしました。

 

 

誰かの優しさを受け取るって、こういうことなのかもしれません。


そのことに気づけて、ちょっと嬉しかったです。

 

 

 

 

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