真田丸と大阪城夏の陣で使用の大砲と火縄銃 | みどりの木のブログ

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 2013年7月11日NHKで真田丸の紹介がありました。
以前このブログでも6月に紹介しました。
 真田丸は、「大坂城玉造御門の南、一段高い畑の
あった所に、三方に空堀を設け、塀を一重にかけ、
柵を三重に付け、櫓や井楼があった」(『大坂
御陣山口休庵咄』)。
また、「その形は新月に似ており、周りに空堀を
巡らし、東西に長く南北に短かった
(『武徳編年集成』)。
 しかし、NHKの真田丸は丸い形でした。
古地図よりもう一度考えました。

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右下に真田丸があります。この古地図でも細長いです。

と言うことで下図のように、丸い丘を取り込んで、
細長い形を考えました。柵を3重にして鉄砲を3
段構えにしました。NHKでは真田丸の火縄銃が
大型で砲身の長いものなので、命中率が高いもの
だったと言っていました。

真田丸

でも、豊臣方が使用していた大筒は16世紀に
ヨーロッパで生産されていた「仏郎機砲」
(フランキ砲のフランキとは中国でポルトガル人を指す)
有効射程距離は330~440メートル。おまけに時々
暴発する厄介な代物でした。
 大坂の陣が始まる前、家康はイギリスからカルバリン砲
(弾丸重量約8kg)4門、セーカー砲(弾丸重量5ポン
ド)1門を購入しています。
 このカルバリン砲の有効射程距離1800メートル、
最大射程距離6300メートルです。家康が堺の鉄砲
鍛冶・芝辻理右衛門道逸に作らせた芝辻砲は1100匁
(約4.1kg)の弾丸を飛ばせる大筒で、大坂城天守
閣から700メートルの位置(古地図に砲台とあり)か
ら砲撃したらしい。。有効射程距離は1000mほどと思わ
れる。大阪城内のフランキ砲や鉄砲の攻撃を受けない位置
に砲台があったとも考えられるので、もっと北に砲台が
あったと考える方が現実的で、総構えから700mとして
も有効射程距離(天主閣破壊が有効)になる。
高度差があり天守閣の位置は高いので、天守閣に命中した
のはカルバリン砲と思います。

 
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カルバリンという名称はラテン語のcolubrinus(ヘビのよ
うな)という意味で、上図写真では砲身約5m鉄製です。
 カルバリン砲とフランキ砲(銅製)は砲弾を飛ばすだけ
で炸裂しませんでした。なので当時の大砲は威力の無いも
のです。
 炸裂弾を使っているのはアームストロング砲で、明治
維新に新政府軍が使いました。