こんにちは。
素敵に歳を重ねたい女性を応援する、
着こなしコンサルタントの吉川ちひろです。
 
 
「人は見た目じゃない、中身が大切」
そう言われて育った方も多いと思います。
 
私もその言葉は、大切にしています。
 
でも、スタイリストとして長年お客様と向き合ってきた私には、もうひとつ強く感じていることがあります。
 
外見が整うと、中身が人に伝わりやすくなる。

 
今日は、そのことについて話させてください。
 

■「中身が大切」は本当。でも、それだけじゃない

 
人の内側には、その人らしさがあります。
誠実さ、温かさ、知性、センス、思いやり。
 
でも、それって目に見えないものですよね。
初めて会う人に、あなたの誠実さは伝わるでしょうか。
まだ話したことのない人に、あなたの温かさは届くでしょうか。
 
人は出会った瞬間、まず「見た目」から情報を受け取ります。
 
これは意地悪な話でも、浅い話でもなくて、人間として自然なことなんです。
 
だからこそ、外見を整えることは「見た目だけを飾る」ことではない。
あなたの内側を、外側からも伝えていく作業なんだと、私は思っています。
 

■ファッションを変えたら、人からの扱われ方が変わった

先日、お客様からとても嬉しいご報告をいただきました。
ショッピング同行でファッションを変えたところ、
職場や日常の中で、人からの扱われ方が変わったというんです。
 
「なんとなく、周りが自分の話をちゃんと聞いてくれるようになった気がする」
「信頼されているな、と感じる場面が増えた」
 
そんなふうにおっしゃっていました。
 
変えたのは、服だけです。
 
性格でも、話し方でも、スキルでも、ありません。

それでも周囲の反応が変わった。
これは偶然ではないと思っています。
 
身だしなみが整っている、ステージにふさわしい外見をしている人には、自然と「きちんとした人」という印象が生まれます。
 
その印象が、相手の態度や言葉のトーンに少しずつ影響していく。
そして「ちゃんと扱ってもらえる」経験が積み重なると、
本人の自信にもなっていく。
 
外見を整えることには、そういう連鎖があると思うんです。
 

■外見は「その人らしさ」を映す鏡
 

誤解してほしくないのは、「見栄えよくすればいい」という話ではないということ。
流行を追うことでも、高いものを身につけることでも、ありません。
 
大切なのは、あなたという人間が、外見からも伝わるようになること。
 
誠実な方には、誠実さが伝わる装い。
温かみのある方には、その温かさが滲み出るような着こなし。
芯のある方には、それが感じられるスタイル。
 
ファッションスタイリストとして私がしたいのは、
トレンドを押しつけることではなく、
その人の内側にあるものを、外側でも表現できるようにお手伝いすること。
クライアントや職場の皆さんにも伝わるようなビジュアルにすること。

 

■「整える」ことは、自分への敬意
 

外見を整えるというのは、実は自分自身への姿勢でもあると思っています。
「今日の私は、ちゃんとしている」
「自分のことを、大切にしている」
 
そういう感覚が、立ち居振る舞いにも出てくる。
声のトーンにも、表情にも、自然と影響していく。
鏡を見て「今日いいな」と思える朝は、なんとなく一日の調子がいい。
そんな経験、あなたにもありませんか?
 
外見を整えることは、自分を大切にすることとつながっている。
 
そして自分を大切にしている人は、他者からも大切にされやすい。
これが、私がファッションの力を信じている理由のひとつです。
 

■内側と外側、両方で「あなた」になる
 

「人は中身が大切」——この言葉は、これからも大切にしたい。
 
でも私はそこに、こう付け加えたいと思っています。
外見が整うと、その中身が人に伝わりやすくなる。
どんなに素敵な内側を持っていても、
それが伝わらなければ、もったいない。
あなたのことをまだ知らない人に、
まだ話したことのない誰かに、
あなたらしさを、外見からも届けてほしいと思っています。
 
それがスタイリストとして、私が一番お伝えしたいことです。


今日の記事が、少しでも「外見を整えること」への見方を変えるきっかけになったら嬉しいです。


 

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