吾輩はゴキブリと呼ばれている
名前は付けてもらった試しがない
どこで生まれたのか、気がついた時には暗いじめじめしたところに兄弟たちと一緒にいたことだけは覚えている
吾輩は、ここで初めて人間というものを見た
人間という生きものは、吾輩を見るなり、ギャーーー!というけたたましい騒音を立て、さらに何か得体の知れない物体を振りかざしてくる
これが初対面の挨拶とは、全く風変わりな種族である
吾輩もそれに応えるが如く、人間の顔?とやらに近付いてみる
すると・・・
顔の真ん中辺りから何やらフーフーとものすごい風を出し、その下からギヤアア~~~!!!という地が響くほどの爆音を鳴らし、逃げて行くではないか!
どうも、吾輩は好かれてないらしい
一体何をしたというのか・・・・・
人間とは、変わった生きものである