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石とことばで
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何となく続き⬇️
観音像を実際に見てきたのよ
お寺はずいぶん立派に
変わっていたわ
敷地も広くなって
車も停めやすくなっていた
本堂にお詣りして
そのすぐ横にある
子育て観音像へと移動する
私が通っていた時よりも
立派に祀られていて
大切にされて有難いことだなぁと
心が温かくなったわ
正面に立つと
あれ?こんなに嬉しそうな
お顔だったかしら?と
いつもよりも
嬉しそうに感じた
私がどうしても
母子へ肩入れをしてしまうのは
受け継いだ想いなのかもしれないね
それと、隣町のお寺へ
お墓を移してしまったけれど
やっぱりここのお寺さんが心地いい
今のお寺さんが
悪いわけじゃないのよ
ただ、慣れてないだけ
そして、お墓の位置が
奥の方なので、たどり着くまでに
ちょっとだけアウェイ感がある
それでね、今日は曇天模様だったけど
私の家は雨が降ってなかったの
こんな時はだいたい町を跨いだ
あるポイントを過ぎると
私の実家の方は必ず雨が降っているのよ
やっぱりこっちは
降ってるねって思った途端に
気がついた
正宗さんだ🐉
そうだよね、
そういうことだったのね
ずっとずーっと知らせてくれていた
私が小さい頃から
我が家の木々はとても豊かだった
約6キロ離れた
今の町へ引っ越してきてからは
同じ市内でも雨は全然降らなくて
庭木へのダメージが大きいから
実家の植物は過ごしやすいだろうと
思っていたのだ
秋には小ぶりだけれど
艶やかな栗を沢山実らせる栗の木🌰
柿の木もものすごく美味しい柿を
ご馳走してくれた
イチジクもアンズも
カリンもあったよ
向かいの畑の垣根には
桑の実がなって
それは近所の子どもたちと
手を赤紫に染めながら食べた
あぁ正宗さん
ありがとうございます

なんて豊かなんだろう
舗装されていない土の地面と
砂利敷きのガタガタ道が懐かしい
あの小路は自然の恵みの宝庫だった
そんな環境で暮らせたことが
とても有難いことだったと気がついた
駅から遠くて
バス料金はバカ高いし本数もない
車がないと不便な場所で
早く街に近い所へ出たいとばかり
思っていたあの頃は
この豊かさに気付きもしなかった
正宗さん、おばあちゃん、ご先祖さま
ずっと見守ってくれていて
ありがとう
生きているうちに
気がつけて良かった
苦しかった幼少期も
私はちゃんと愛されていた
そして、約半世紀経った今も
私は愛されている


