お花屋さんで見たお花
ふと
祖母をおもいだした




     ✨





縁側で
いつも猫みたいにまあるくなってた
可愛い背中のおばあちゃん


優しくて
大好きだった✨







26歳で離婚したあと
仕方なく実家にもどった


早く実家を出るために
昼のパートは辞めて
ラウンジの仕事に就いた


2年後 高収入を求めて
市内に住んで祇園で働いた





いろんな人間がいた
本当にさまざまな…
わたしはかなり冷めた目で
いつも、人を見てた





だけど
冷めたまま生きてる自分も、
よくわからなかった、
なにがあっても平静で
感情がなくなっていく感じがした







そんな日々の中
車で1時間かけて
よく祖母には会いに帰った




父が仕事でいない時間を見計らって
祖母だけに顔を見せにいった
いつも嬉しそうに笑顔でむかえてくれた







縁側で2人でお茶を飲みながら
いろいろ話した


その時間はゆっくり流れてて
あったかくて
私が唯一 子供になれる時間だった
孫としておばあちゃんに
甘えられる幸せな時間だった…
ほんとうにしあわせだった






祖母のやさしい声に
元気をもらって

いつも
「必ずまた来るね」って約束して帰った
約束は必ずまもった



家の角まで
見送ってくれた小さな姿の祖母を
バックミラーで最後まで見ながら帰るとき
とても寂しかった





93歳まで長生きしてくれた祖母
出来る限り会いに帰った
だから後悔はない





でも 
私には帰る場所がなくった
実家に帰る意味がなくなった




いつも
何も聞かずに
やさしく見守ってくれた祖母が
唯一 私の帰れるあたたかい場所だった




これからも
ずっと忘れることはない

そして
天国から見守ってくれてることに
いつも感謝してる✨