米粒1つ。
私は幼少時、祖父と祖母に育ててもらった時期がある。
祖父と祖母は私を甘やかし、優しく、そして厳しく育てた。
ご飯。
白ごはん。
白ごはんを食べて、「ごちそうさまー」と言ったら、
祖母が言う。
「まだ残ってるよ」
よく見ると、米粒1つ残ってる。
たかが米粒1つ。されど米粒1つ。
・・・なんて思わない。
1粒ぐらいいいじゃないかと思っていた。
すると祖母は言う。
「世の中には食べられない人もいる。
茶碗1杯のご飯は、1粒のご飯がたくさんあって、茶碗1杯のご飯になる」
それ以来、私は小学生の頃から、ごはんは残さない。
「いただきます」
「ごちそうさま」
ごはんを残さない。
大人より子供のほうができてたりする。
たかが米粒1つ。されど米粒1つ。
・・・今は納得。
1兆円手にしても、米粒1つ残さず食べる。
そんな感性が格好いい。
米粒1つ。