こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア支援研究者の野嶋成美です。
ケアというと、何かをしてあげることを思い浮かべがちです。
介護に絞って考えると、介助をする、通院に付き添う、手続きをする、など。
目に見える行動が「ケア」と呼ばれることが多いからかもしれません。
でも実際には、その前からケアは始まっています。
体調は大丈夫だろうか。
今日は疲れていないだろうか。
そろそろ何か準備したほうがいいかもしれない。
そうやって、誰かのことを頭のどこかで気にしている時間。
何かをしているわけではないのに、関係の中で自然に生まれている気配り。
こうした時間も、私は「ケア」だと思っています。
「見えないケア」といっても良いかもしれません。
竹端寛さんの『ケアしケアされ、生きていく』には、人は互いにケアし合いながら生きている存在だと書かれています。
ケアは特別な出来事ではなく、日々の関係の中にすでにあるもの。
支える側と支えられる側も固定されるものではなく、その時々で入れ替わっていく。
こうした視点を、あらためて言葉にしてくれたのが竹端寛さんの本です。
今日ライブ配信でお話を伺ったのんちゃんも、介護サービスを利用しているわけではありません。
制度上は「介護が始まっていない」状態かもしれません。
けれど、同居しているというだけで、生活の中には日々のケアがすでに動いていました。
何か特別なことをしているわけではない。
それでも、日々の中で気にかけ、考え、備えている。
その姿を見て、ケアは始まってから行うものではなく、すでに関係の中にあるものなのだと、あらためて思いました。
のんちゃんのお話はアーカイブで聴けます。
またYouTubeにもアップしますので、聴いていただけると嬉しいです。
(*ただいま編集中)
【今日のひと言】
「共に思いやる」ケアを大切にしたいと思います。
ダブルケア月間開催中!!
https://wcaremonthly.jimdofree.com/


