けっこう前に図書館に予約していた本がやっと番が回ってきました。
相変わらず、そのときなんで借りようと思ったのか忘れちゃってますが、
読み始めると「ナイス、私!」と思うような本でした。
こちらの本は14人の人気作家が3つの時間帯を描くエッセイアンソロジー
人生を彩る‟時”がある。
「朝」、「夕暮れ」、「午後11時」それぞれの作家さんたちの想いが綴られています。
この時間帯の分け方が絶妙ですよね。
「昼がないんだ」と思いつつ、「でもそうだよね」と変に納得して読み始めました。
はじめはただ読んでいたのですが、
途中からそれぞれの時間帯に合わせて読みました。
違う時間だとなんだか落ち着かない感じになってしまうんです。
「朝」のひととき
さわやかなんだけど、なんとなく罪悪感ぽいのが漂うところが
作家さんなのかなって思いました。
「夕暮れ」のひととき
空の色が変化して心の移ろいも感じさせてくれました。
「午後11時」のひととき
夜に浸る感覚を本を読みながら楽しみました。
それぞれの時間の流れの中で、思い出をリンクさせていく話が多く、
共感するところがたくさんありました。
特に川上未映子さんの「夕暮れの、どんな空を見ても」は
心がぎゅっとなります。
人との別れと空って、密接な関係なのかもと思えたエッセイでした。
図書館で借りましたが、いつも手元に置いておきたくなりました。
返却したら、本屋さんに行こうと思えた1冊です。
気軽に読めるので、お勧めします。
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