ヤングケアラーの問題点を私なりに考えてみました。 | ダブルケア・介護と子育てにがんばるあなたが気楽になれる場所

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15年の介護と子育てのダブルケアを経験した野嶋成美がダブルケアを楽にするヒント、孤独になりがちな毎日から解放されるヒントを、肩の力が抜ける遊び心を交え提案します。

 

こんにちは。

北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア支援研究者の野嶋成美です。

 

 

 

 

今日はヤングケアラーの問題点について考えてみたいと思います。

4月に発表された実態調査によるとヤングケアラーの内容は、調理や洗濯などの家事が多く、きょうだいの世話をしたり、祖父母や親の介護や見守りをしたりと多岐にわたっています。

ケアの頻度は「ほぼ毎日」が半数以上、平日の平均で一日当たり4時間ほど関わっています。

 

 

ここから考えられる問題点は、宿題をする時間がない、遅刻&欠席しがち、心身の疲労を抱えてしまう、進路や就職の選択の幅を狭めてしまう、などが挙げられます。

 

 

また、この調査では「やりたくてできないこと」も訪ねています。

中学生は「特にない」という回答が58%でした。

一見すると問題がないように見えますが、私はここにヤングケアラーの課題があると思いました。

 

 

これは私個人の考えです。

この調査で初めてヤングケアラーという言葉を知り、自分がヤングケアラーだとわかった人は多いのではないかと考えました。

もしこの調査で初めて自分がヤングケアラーだと知った場合、急に「やりたくてもできないこと」と聞かれても答えようがないと思います。

 

 

また生活の一部としてケアを当たり前と思っていた場合もあります。

以前、ヤングケアラーだった人に「ケアラーには自分の時間を持ってほしい」と話したところ「大変だったけどケアすることも自分の時間です」と言われました。

おそらく彼女も「特にない」と答えたと思います。

 

 

この二点から「特にない」と答えた中にも、答えられない状況があるのではないかと思いました。

自覚していない、考える余裕もないヤングケアラーが含まれるとしたら、そこに課題があると考えました。

 

 

ヤングケアラーの問題は複雑です。

家族の中の役割を担うことで自己肯定感とつながっていることもあります。

また、「友達に知られたくない」「親を責められる」「わかってもらえない」「相談場所がない」などの理由で相談することができないでいることもあり表面化しずらいです。

今は良くても将来、進学・就職・結婚などに関わってしまうこともあります。

 

 

これらのことからヤングケアラーの支援は家族全体の支援でなければならないと思っています。

ヤングケアラーだけに注目していては本当の支援にならないと思います。

 

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