こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア支援研究者の野嶋成美です。
イソップ物語の「卑怯なこうもり」という話を知っていますか?
ふっと思い出してちょっと「あれ?」と思ったので改めて読み直してみました。
あらすじはざっくり言うと、鳥と獣が戦争をしている間こうもりは有利な方に行ったり来たりして、鳥と獣が和解した時に居場所がなくなり、洞窟で暮らすようになったというお話です。
このお話の教訓は「自分のことばかり考えて何度も人を背き寝返るものは、信用されなくなる」だとか。
子どもの頃は「そっか~」と納得したのですが、今聞くと大きな違和感。
こうもりって本当に悪いのかな?と思ってしまいます。
違和感は3つ。
①対立していると、どちらかの味方でなければいけないのか。
②自分のことを守ることが悪いことなのか。
③どっちつかずは排除されるほど悪なのか。
ちょっと『卑怯なこうもり』の設定を、在宅介護の家庭に置き換えてみます。
介護される親世代(鳥)と介護している子ども世代(獣)の間にいざこざが起きて、その間にいるケアマネジャーさんがいると例えてみると、ここではケアマネさんはどっちつかずのこうもりになったほうがうまくいくと私は思うんです。
どちらかの味方になるのではなく、こうもりのように両方の相手に寄り添って話を聞く。
こう考えるとこうもりって悪くないと私は思えるのです。
そもそも「どちらの味方だ?」とこうもりに聞く王様に問題があると思うのだけれども。(YouTube参照)
今の子どもたちはこの話をどうとらえるのか聞いてみたくなりました。
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