こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア支援研究者の野嶋成美です。
「恩返しより恩送りを」
私はダブルケアラーさんにはこうお伝えしています。
親にやってもらったことを親に恩返していくのではなく、子どもや周りに恩を送っていくということです。
例えば自分が進学するのにかかったお金を親に返すのではなく、子や周りのために使うような考え方です。
極端な話に聞こえるかもしれません。
でもあえて言わせてもらいます。
それはダブルケアラーさんは親の恩を感じて、返さなければと思っている人が多いと感じたからです。
もし「赤ちゃんの頃におむつを替えてもらっていたから、今度は私が親のおむつを替える番」と思っていたら、その考えはやめるべきです。
同じおむつを替える行為でも全然違うからです。
親のおむつを替えることは、お互いにとてもつらい行為です。
現在やられている方たちには、本当に頭が下がります。
でも、それは恩返しではなくて、介護です。
あなたが受けた恩は送って循環させましょう。
一代の親子関係で完結させるのはもったいないです。
閉じてしまいがちなダブルケアを循環させましょう。


