こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア専門家の「介護コンサルタント」野嶋成美です。
ダブルケアの支援について考えてみます。
ダブルケアはダブルケアラーが100人いれば100通りのダブルケアがあります。
それは家族や親戚関係、生活環境、介護の状況、ケアする人の性格、子どもの年齢などなど、あらゆることが関係するからです。
これらの支援をワンストップで解決しようとしてしまうと無理が生じることがあります。
問題が絡まった糸のように、混乱しているからです。
例えば同じトイレの問題でも、介護と子育てでは全く別のことなのに、ひとりで悩むと一緒くたになってしまいます。
まずは混乱している問題を時間をかけて、ひとつずつ整理していくことが大切です。
ひとりで抱えてしまっていると、うまく整理できないかもしれません。
問題だと思い込んでいることが、本当は違うことで悩んでいることもあります。
ダブルケアの支援を考える前にすることは、ダブルケアラー本人の話を聞いて、問題を整理することだと思います。
- 家族や環境などの背景を把握する。
- ひとつずつ問題を整理する。
- 優先順位をつける。
- 1~3を繰り返す。
そこから問題を解決するための手段を考えていきます。
- 既存のサービスを利用する。
- その道のプロにお願いする。
- 介護保険などの制度を利用する。
- 家族や関係者で分担する。
などの支援が考えられると思います。
ダブルケアの支援は、まずダブルケアラーの話を聞いて、時間をかけて、ていねいに扱うべきです。
支援の提供の前にワンクッション置いて、きちんと問題を整理することで、あちこちと行かなくても済み、手続きの簡略化にもつながると思うからです。
ダブルケアラーの話を聞くことがダブルケアの支援の第一歩だと私は考えます。

