こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア専門家の「介護コンサルタント」野嶋成美です。
先日10人ほどの集まりがありました。
はじめて会う方が多いので自己紹介をしようということに。
その中の一人に介護の資格を取るため勉強中で、認知症の専門の施設を手伝っている人がいました。
彼女は施設での仕事にやりがいを感じているらしく、認知症の患者さんとの関係について語りだしました。
向かい側で「私の父が認知症で、大変で」とつぶやく人がいました。
この言葉が聞こえていないのか自己紹介は続きます。
「認知症で暴力をふるったりする大変な方もいるけど、きちんと目を見て話をすればそのうち笑顔で答えてくれます」
これは介護の仕事目線と家族目線の違い、温度差なのだと思いました。
仕事が楽しいと語る介護の勉強中の彼女に家族の世話をしている人の心の声は聞こえません。
彼女の言っていることは正しく、仕事も上手くいっているからだと思います。
お父さんのお世話をしている現実と話があまりに違っていたので、「お世話が大変だ」と声を出さずにいられなかった家族に良かれと思って話していたのかも知れません。
やりがいを感じて勉強している彼女はとても頼もしく、これからも頑張ってほしいです。
認知症を正しく理解して接してくれるひとがいてくれるから家族は助かるのです。
だから、認知症のお父さんを介護している家族が、彼女の話で傷つかないでほしいと思いました。
大変だと思う自分を責めないでほしいと思いました。
