こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケア専門家の「介護コンサルタント」野嶋成美です。
今年の7月の朝日新聞に『働くママ、初の7割超え 17年の国民生活基礎調査』という記事がありました。
子育て中のお母さんの7割が仕事をしているということは、働きながらダブルケアになる人の割合も増えていきます。
今回は働く女性のダブルケアを考えてみたいと思います。
ダブルケアのことを考える前にまずは仕事と家庭の両立からみてみます。
仕事場でのスキルと家庭でのスキルは違うものが求められます。
例え家事の仕事でもやはり家庭とは違うことは想像できると思います。
この違うスキルを同じ人物が毎日こなしていくのです。
(*こちらでのスキルは特定の役割といった意味で使用しています)
さらにダブルケアの場合、親の介護のスキルと子育てのスキルが必要になってきます。
〇介護も子育ても大事な命を預かっているので責任が重いです。
〇この二つは最初は全くの初心者で別々のスキルが必要です。
〇仕事でトラブルアあったとしても、介護も子育ても待ったなしです。
相当なプレッシャーとストレスがかかるのが理解できると思います。
女性がダブルケア中に仕事をしようとすると、全く違ったスキルの必要な仕事を3つ以上抱えて毎日生活している(そのうち介護と子育ては無休で無給である)と考えるとわかりやすいかもしれません。
ダブルケアの経験者の中には「働くことによって息抜きが出来た」と言ってる人がいます。
仕事が息抜きになるほど家では休めていなかったためです。
また職場でダブルケアの理解がされていないため、仕事が続けにくいという話も聞きました。
「介護離職」の何割かはダブルケアも含んでいるようです。
これは単純に仕事を辞めれば解決できる問題ではありません。
次回はもう少し細かくダブルケアの実態を考えていきます。

