こんにちは。
札幌のダブルケア介護コンサルタントの野嶋成美です。
ダブルケアのとき、親のお金の管理はどうしていますか?
親のお金を親自身が管理できている時は、あまり関わっていないと思います。
親が認知症で管理を出来なくなった時に困る方が多いです。
成年後見制度という話がありますが、今回はその前段階の話です。
男の子を3人育てているダブルケアラーの女性の話です。
近所に住む夫のお父さんは独り暮らしをしていました。
お金の管理は本人任せにしています。
ある日、家の掃除に行くと大量の健康食品が出てきました。
慌てて調べると、多額の借金をして買い物していました。
彼女は以前から義父さんの認知症を疑っていたのです。
でもお父さんは自分を認知症だと認めません。
夫もただの老化だと言って認めていませんでしたが、この現状を見て、初めて認知症を疑い始めました。
夫婦で最初に相談したのは地域包括支援センターでした。
でも「話は聞いてくれたけど解決できなかった」と言ってました。
地域包括支援センターではお金の問題は畑違いです。
まずは医師の診断書をとって、認知症であることを証明してから手続きが始まります。
彼女もまず認知症の診断書をとりました。(これが大変だったそうですが、それはまた別の時に)
その後、夫の協力と、インターネットで調べて解決していったそうです。
お父さん一人の問題なので、つい一緒に相談してしまいがちです。
でも認知症の問題とお金の問題は別です。
それぞれの専門家に相談することが必要です。
すべてにオールマイティな方がいれば助かるのですが、問題が複雑なだけになかなかいません。
大変なことですが、ひとつひとつ問題を分けて家族が把握する。
それから得意な専門家にそれぞれ相談することが、一番の近道になるのではないでしょうか。
ひとつひとつの問題を、客観的に見てもらえる第3者に話を聞いてもらうと整理しやすいと思います。
どうかひとりで、身内だけで抱え込まないでくださいね。
ダブルケアは誰かに「頼る」ことが出来るようになることが、必要かと思います。
自戒の念を込めて。


