ハナ物語 その2 | Backus家の猫達

ハナ物語 その2

今日はハナ物語 その2です。


まだハナ物語 その1 を読まれていない方は、どうかそちらの方を先に読んでやってください。



さてお腹は一杯になったけど、何を食べたのかわからないまま、旬の店を後にして、パーキング場まで歩きました。

哀れなハナはダンボール箱に入れられてミャ~ミャ~と弱々しく泣いていました。

この時のハナは、人間不信の塊でも不思議はありませんよね。

ダンボール箱の中で、もっとひどい事をされるのではないか、母親のミケはどうして助けてくれないのかと、押し寄せる不安に打ちひしがれていたことでしょう。


ここで管理人さんご夫婦について一言。


当時ハナを含めて6匹のノラちゃんに餌を与えられていました。

同時に近所の猫好きさん達と情報交換をしながら、ノラちゃん達の里親さんも探しておられました。

そして猫嫌いの人達の”いやがらせ”にも断固とした態度で臨まれていました。

その管理人さん御夫婦は、空からふってわいたような展開に、戸惑いを隠せない様子でしたが、、ハナを絶対幸せにすることを約束し、日本とアメリカの連絡先を渡して、やっと譲り受けました。

「ありがとうございます、どうか猫ちゃんをよろしくお願いします!」と、言葉を詰まらせる管理人さん御夫婦の目が潤んでいました。


友人と私は、まず獣医さんを探し、30分後には友人の近所の先生にハナを診てもらいました。

ハナはダンボール箱から飛び出し、どこにそんなエネルギーが有るのかと思えるほど、病院の中を走り回りました。

何とか捕まえたとき(ハナごめんね)、オナラのような強い臭いが私たちを襲いました。

スワッ、スカンクか?と思うほど、強烈なやつでしたね。

先生がおっしゃるには「猫でも絶対絶命の?ピンチに直面した時には、強烈な臭いを発する」のだそうです。

「ハナの味方なんだよ」と言っても、もちろんハナには通じません。

痛い、悲しい、辛い、惨めな、そして怖い気持ちで一杯だったことでしょう。

病院で、応急処置を済ませ、抗生物質の注射もしてもらいました。


さてここからいくつかの難しい問題に直面しました。

殆ど迷うことなく、ハナをアメリカに連れ帰る事を決めましたが、アメリカに帰るのは1週間後です。

その間ハナをどこに預けたらいいのでしょう? 

これからの予定は松山に一泊して、広島に住む弟を訪ね、その後関空からアメリカの我が家に戻ることになっていました。

弟の娘はアトピーがひどく、猫は受け付けないのです。


松山の叔父の家には”アムロ”と言う名前の猫がいます。

そこに従兄弟が”ゆうり”と言う名前の猫を、勤めに行く前に連れて来るので、日中は叔父宅には2匹の猫がいます。

”アムロ”も”ゆうり”も他の人にはなつきません、私にもシャーとやってきます。

はたして叔父は”ハナ”を泊めてくれるでしょうか?



この写真は、アメリカに帰ってシッポの手術をした後のものです。


hana エイッ、イヤ~

ハナ「オモチャで遊ぶのは初めてです」


シッポの手術も問題なく、回復も順調でした。


もともと性格が良かったのか、ハナは直ぐに4ニャンに打ち解けていきました。


でも4ニャン(当時)は、相当戸惑っていたようです。


今日はここまで


次回は生まれて初めてヒコーキで海を渡るハナです。