グレートマザーの二面性/イブとリリス | 意識デザイン
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┃ラ┃イ┃フ┃ア┃ル┃ケ┃ミ┃ー 
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■第594号■

もうひとつのメルマガに、「男女の非対称性」というタイトルで
文章を書きました。


一言でいうと、女性がその本質を開花すれば
万事が解決する。

男性にはその代わりはできない、という趣旨の文章です。

もしよかったら、コチラに下記に転載をしているので読んでみてください。






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ただ、この件についてはあわせて記しておきたいことがあるので、
今日はつづきを書くことにします。

以前から書いている『3つのワークハック、表と裏』について、
まだ積み残しはあるんだけど、それはまたこんど。



   ◇       ◇       ◇



女性性はたしかに偉大で、素敵で、美しく、よろこばしいものなのですが、
何事も光と闇の両面があります。

女性性の闇──

念のために言っておくと、
少なからぬ女性が気分屋で感情的だとか、
抽象的思考が苦手だとか
ということは別に闇ではありません。

たしかに、それらは
抽象的な観念とか、普遍性や一貫性や合理性とかを
重視する立場からすると厄介なものです。

でも、抽象的な観念とか、普遍性や一貫性や合理性のほうこそ、
しばしば生命の営みから遠ざかる可能性を持っています。

だから、気分屋で感情的であったり、
抽象的思考が苦手であることが
救いになることだってままあるんです。



ぼくが、きょうここで書いておきたいのは
そういうことではなく、
グレートマザーの二面性にかかわることです。

グレートマザーとは、
ユング心理学における「元型(アーキタイプ)」のひとつで、
ひとびとが「母なる存在」に感じている
普遍的なイメージや行動パターンの原型を示しています。


図は、https://www.dreameyes.shop/psych/dictionary/archetype.html
より拝借しました。


グレートマザーは
生命を育み保護する肯定的な側面と、
呑み込み、支配し、破壊する否定的な側面という
二面性をもっていると言われます。



参考までに対比するなら、
フロイト(そして、それを受け継いだラカン)心理学では、
「父なるもの」は社会規範を代弁し、
そこから生命が溢れだそうとすることを禁止しようとします。

個別にはいろいろでしょうが、
昔ながらの典型的なイメージで言うと、、、

父親は「あれをしちゃいかん、これをしちゃあいかん」と言い、
しばしば怒鳴ったり、殴ったりしながら
子どもをコントロールしようとします。

それに対して母親は、表面的にはやさしいです。
でも、家族が毎日食べるものをつくる、
あるいは勝手にどもの部屋に入って掃除をして、
ついでに引き出しの中の日記も読んじゃう……、
そういうしかたで、子どもを自分の愛情の真綿でくるんでいく──
それがグレートマザーの「支配」のニュアンスです。



ウチのことを書くのもなんですが……、
いまぼくのところは、母親と、妻とぼくの3人で暮らしています。

妻はていねいに生活をすることを大事にしているので、
いろいろなことを本当によくやってくれます。

でも母親は母親なりに、
できるだけ色々なことをやってくれようとするんです。

ただ、まぁ93歳の年齢でやることなので、
しばしばこちらが望んでいることと違ったりして、
ありがたいというより、
もうぼくたちふたりに任せておいてもらいたいのですが……。



もちろん、そこにはぼくたちに対する愛情もあるだろうし、
もしかしたら母親なりに
可能なかぎり現役の主婦をつづけたい
という思いもあるかもしれません。

でも、ぼくはときどき
そのなかにグレートマザーの一面を感じるのです。

生命を育み保護しつつ、呑み込み、支配し、破壊する──

破壊といっても、料理を焦がしちゃったり、
お皿を割っちゃうくらいのことだけど(汗)



そのあたりについて、付言をすると、

女性性にはもうひとつの二面性があって、
言うならば、それはイブとリリスの二面性。

旧約聖書に出てくるアダムの妻はイブですが、
じつはユダヤの伝承においては、
アダムの最初の妻はリリスで、
彼女はアダムにしたがうことを拒否して
エデンの園を去ったと言われます。



リリスは、バビロニアの古くからの伝承で、
男児を害する女性の悪霊「リリト」が
その起源だと言われています。



ちなみに、カバラには
リリスはサタン(ルシファー)の妻とする解釈もあります。



男児を害する女性の悪霊というのは、
これ、グレートマザーの否定的な側面を
示唆しているとも言えます。

ユダヤ・キリスト・イスラムといったセム族系の宗教は、
「父なる神」の一神教だから、
母性を無視しようとするんです。

母を認めちゃうと、父なる神が唯一の存在ではなくなっちゃうから。

だから、ユダヤの神話でも、
リリスは母親(グレートマザー)ではなく、
「はじめの妻」という形で表現されているのでしょう。



ぼくが扱っているトートタロットでは、
「XI:Lovers(恋人たち)」というカードの上部左右に、
年老いた女性と若い女性が描がかれているんだけど、
それがリリスとイブだとされます。





一神教における母性の無視が裏返しになったのが、
父親なしに聖母マリアから生まれてきたイエス・キリスト。

おもしろいことに、(正規の伝承とは異なるけれど)
マリアは聖母の名であると同時に、
イエスと結ばれて子を宿したマグダラのマリアと同じ名前でもあります。


※イエスとマグダラのマリアのあいだに生まれた子ども子孫が存在する、
 という説を元につくられた作品『ダヴィンチ・コード』

まぁ、「マリア」という名前は
当時のユダヤ社会ではありふれた名前だったので、
母の名と妻(恋人)の名が同じだというのは
偶然といえば偶然なんだけど、
神さまにかかわることに「偶然」はありません。

人が「母」から生まれ、やがてそこから巣立って
「配偶者」とともに人生をつくっていく
──最初の拠り所と、あらたな拠り所、、、
そのことを示唆しているように思えます。



「男女の非対称性」に関連して、
このあたりのことは背景として意識しておきたいと思って、
書かせてもらいました。

あと、まだ少し書き残しがあるので、
それは近いうちにもうひとつのメルマガで!


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   ◇       ◇       ◇


今月の月例会は下記のとおり行います。

<鎌倉/インターネットLIVE> ※後日視聴可
■11月24日(月祝) ナカムラ生花店(鎌倉市材木座3-9-34)
10:00-12:30 『トーク&ワーク』※ブリージング
13:45-16:15 『グループ瞑想会』

<東京/インターネットLIVE> ※後日視聴可
■11月25日(火) 八雲住区センター204(和室)(東急東横線 都立大学)
10:00-12:30 『トーク&ワーク』※ヨーガニドラー
13:45-16:15 『グループ瞑想会』


『グループ瞑想会』はELM瞑想の伝授を受けた方が対象ですが、
『トーク&ワーク』はどなたでも参加できます。

ブリージングは、呼吸を使って大きくエネルギーを動かし、
ボディ-マインド-スピリットに変容をもたらすワークです。

ヨーガニドラーは、別名「寝たままヨガ」。
誘導催眠のようにして、
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